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2011.11.18 Friday

チリンの鈴

 
最近変に疲れているせいかよく夢を見ます。
昨夜は白いオオカミがでてきました。
ほとんど細かな内容は忘れてしまいましたが、
オオカミは人が近づくとうなり声を挙げるので
とびかかられないように一晩中気を使っていたことは覚えています。
唸らせても飛びかからせるな、という気遣いで
起きたらどっと疲れていました。笑

オオカミが夢にでてきたことには心当たりがあります。
非常に単純なことで、
眠る前に映画「チリンの鈴」をみたから、でしょうか。
70年代の劇場用アニメーションで、チリンという名の子羊の物語です。

***

ある晩、羊小屋を襲ったウォーという名のオオカミに母親を殺されたチリン。
逃げ遅れたチリンをかばって母親はオオカミの牙に引き裂かれたのでした。

何も悪い事をしていないのに弱者は何も抵抗できずにただ殺される、
それがどうしても納得出来ず、
自分もオオカミのように強くなりたいと切望するチリン。
強くなれば母親の敵も打てると。

母親を殺したウォーよりも強くなってやる、という
その狂ったチリンの不動の意思に惹かれはじめるウォー。

やがてウォーの手ほどきにより
オオカミの生きる世界の厳しさを学び、
生き残る為にチリンはおそろしい獣へと成長をとげる。
もはや彼は羊とは似ても似つかない姿に成っていた。

始めチリンは、母親を殺したウォーを憎いと思っていた。
あのとき、それが自然の掟だ、とウォーは言った。
そして苦しめば苦しむほど強くなれるのだ、とも。
いまチリンはウォーの言う言葉を理解し、
そしてウォーを自分の父親のようにさえ思い始めていた。

ある晩ウォーとチリンとで羊小屋を襲う計画を立てる。
自分が生き延びる為に弱者を襲うことに今はもう何の躊躇もない
強い獣と成ったチリン。

しかし。
羊小屋を襲うチリンの目の前に呆然とたたずむあどけない子羊が居た。
そしてその子羊をかばおうと飛び出す母羊。
そうあの時の幼い自分と同じ。。

激しく動揺するチリン。
「ぼくは・・・・・・ひつじだ・・・・・!」

オオカミと羊の狭間で揺れ動くチリン。
ついに羊を襲おうとするウォーにツノを突きつけるチリン。

死闘の末、
深くその腹にチリンのツノが突き刺さったウォーは言う。
『自分はいつかこんな風に独りでのたれ死ぬと思っていた。
だがその手を下すのがお前でよかった。私は喜んでいる・・・。』

オオカミを殺した羊はもう羊ではない。
いまウォーを失い、そして羊という自分を失ったチリン。
幼い頃に首につけられたチリンの鈴は
いまでも同じようにチリンの首に下がっているけれど。

チリンは独り山の遠くへと去り、二度とその姿を見せる事は無かった。
ときどき山あいからかすかに鈴の音が聞こえてくると言う・・・。

***

チリンの母親と
そしてウォーには
チリンに対する無償の愛がありました。

チリンは強さを手に入れ、そして全てを失いました。
ほんとうの「強さ」とはいったい何なのでしょう。

非常に重要な意味に於いて虚しさの残る物語です。



コメント
チリンさん初めまして。
コメントいただきありがとうございます。
だいぶん昔に見たビデオでしたので(2011年の記事ですから9年前ですか*)、
チリンさんにコメントいただいたこの機に再見してみたいと思いました*
いまの私がどんな風に感じるか楽しみでもあります*
  • MAJO
  • 2020.04.23 Thursday 18:44
なんだか 途中 物語がおかしい

素直に他の所で強くなって ストレートに仇を打ってほしい 

なぜ一緒になっておそうのか意味わからん

  • チリン
  • 2020.03.19 Thursday 17:56
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