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2019.10.21 Monday

茅ヶ崎にて

 
昨日は茅ヶ崎館にて
素敵なコンサートにお誘いいただきました。
 




 

作曲家でありピアニストの中丸倖爾さん。
春に初めてお聴きした、場の空気を汲み取った即興演奏や、
初夏に思金神社での自然と一体になり渦巻くように天に上って行った
奉納演奏の素晴らしさが忘れられません。。

今回のコンサートの会場である茅ヶ崎館は映画監督小津安二郎氏が
脚本を執筆されるのに常宿とされていたそうです。



コンサートの会場を覗いてみるとまだ準備中の様子でしたので館の中を探検・・

二番のお部屋は小津監督が常用されていたお部屋だそう。


こじんまりとキリリとして、切り取られた窓の景色も素敵です。




コンサートの内容は「美しき日本語の調べ」と題して、
今回お誘いくださった中丸倖爾さんと、
そしてテノール歌手の小西貴浩さんとのコラボレーションでした。
おふたりが共鳴し合い、これまでも伊勢神宮をはじめとする
国内や海外の寺社仏閣での奉納演奏など繰り返し行っていらっしゃいます。




この日お着物姿で登場された小西さん。
叙情豊かに日本の歌を歌われる、そのストレートな純粋さが
歌の歌詞の物語性を極めていました。
かなり深く引き込まれた濃密な時間となりました。
ただ日本の歌をプログラムどうりに歌うというようなコンサートとは
全く異なり、良質な演劇舞台にとっぷりと浸ったような、
深い満足のため息・・。



 

どの曲も素晴らしかったのですが、
この9月に奈良で開催された万葉の歌音楽祭で明日香賞を受賞された
「狭岑の島の」という楽曲がことさら心を震わせました。。
柿本人麻呂の歌が
ドラマティックに溢れんばかりの感情いっぱいに歌われて・・・今も余韻があります。

また、令和の出典となった万葉集の歌から「梅よ、梅よ」という曲。
歌詞は原典のまま、こちらもまた中丸さんの作曲によるものですが
寄せては返す波のように大西さんの歌声に引き込まれました。。

作曲の中丸さんが、
『大西さんが歌って一番素晴らしいものと成るようにしたいと曲を作りました』
とおっしゃっていた意味がよくわかります。
舞台演劇を観ていても、やはり心ある作家に当て書きされた演目は、
当て書きを受けた演者の魂をひきだします。
今回コンサートでそれを目の当たりにして、
それもこれが本邦公開とのことでしたので、
とても幸せな場に立ち会わせていただきました。。

ある特定の人の為につくられたものが、ひいては万人の心を打つ、というのは
そのつくられたものが普遍的なものであり、本質に迫っているからこそでしょう。。
 
本当に素晴らしい時間を堪能させていただきました。



コンサートの帰り、近くの海岸に出ると不思議な感じがする空の色。


この日はあちこちの神社でお神輿が出ており、
幸運にも海岸からの帰り道、ちょうど目の当たりにすることができました。




素晴らしい一日に感謝です。


 
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