アクセス解析
レンタル掲示板
<< 27日(日)の『土の日』 | main | 『土の日』の時間 >>
2016.11.26 Saturday

ひばの森の中/ナルド

 
この間、寝る前に枕元に青森のひばの天然オイルを垂らして寝ようと思ったところ、
点滴キャップがはずれてどばっとぶちまけてしまいました。

その瞬間から私の部屋は、一気にひばの深い森の中。。

やっと昨日あたりから香りが弱まって来てくれましたが、
なかなかに貴重な森林浴的体験でした。。



クリスマスが近いからでしょうか、
香り関係の検索をすると乳香や没薬についての記事を目にします。

いずれもキリスト生誕の際の贈り物として聖書に出てくるものですが、
この二つと同時にナルドというオイルについて取り上げている記事も目にします。

ナルドは、マグダラのマリアがこのオイルでキリストの足を洗ったとしています。
ナルドが出てくる聖書のこのくだりの描写を読むと、
磔刑にかかるキリストとその復活を予言しているようにみえます。



『過越しの祭の六日まえに、イエスはベタ二ヤに行かれた。
そこはイエスが死人の中からよみがえらせたラザロのいた所である。
イエスのためにそこで夕食の用意がされ、マルタは給仕をしていた。
イエスと一緒に食卓についていた者のうちに、ラザロも加わっていた、

その時、マリアは高価で純粋なナルドの香油を一斤持ってきて、
イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。
すると香油のかおりが家にいっぱいになった。

弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った。
「なぜこの香油を三百デナリに売って、貧しい人たちに施さなかったのか。」

<中略>

イエスは言われた。
「この女のするままにさせておきなさい。
わたしの葬りの日のために、それをとっておいたのだから。
貧しい人たちはいつもあなたがたと供にいるが、
わたしはいつも供にいるわけではない。」

(ヨハネによる福音書12)



ナルドは、イエスの時代の習慣として
死者を葬る際に使用されたともされているようですが、
一説によると、その1斤の価格は当時の労働者の1年分に相当するのだそうで
特別な身分の方にしか施されなかった香油であろうというのは想像に難くない。

この夏スペインで滞在していた家の庭にナルドの鉢植えがありました。
家主さん曰く、南スペインでは地植えではなかなか育たないとの事。
ナルドという植物はスペインでは誰もが知っているポピュラーな植物のようで、
そう思うと、元を辿ればやはりスペインの国教カトリックとのつながりから
ナルドが知られていることのように見えてくる。

ちょうど私がその家に滞在している間にナルドが開花してくれて(下写真)、
透明感のある甘く優しいお花の芳香をたのしませてもらいました。
お花の1つ、2つをもいで、部屋に置いておくと数日香って居りました。


日本で手に入りやすい「スパイクナード」という精油が
聖書にでてくるナルドであるという説もあるのだけれど、
この精油は重厚な少し癖ある香りで、
なんとなく私は、マグダラのマリアが使ったのはスパイクナードではなく、
スペインで香っていたあのナルドの花を、あの芳香を、
オイルに浸けたものではないかという気がしています。

イエスの時代にはオリーブオイルに花や枝を浸け込んで香油を作っていたようです。
またつぎに夏にスペインへ行くような機会には、
できたら実際にナルドの花で自分でオイルを作ってみようかな、と思っています。
(貴重な花をもぐことを家主さんが許してくれるかはわかりませんが。。)





コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
生活をみなおそう
                       
MAJOホームページ
http://majo.moo.jp
 
Live Moon ブログパーツ
 
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode