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2018.12.14 Friday

スペインのお菓子

 
先日スペインの地元感あるポルボロンを作ってから
自分で作るおやつが近頃スペインめいています。
 
今日のおやつはタルタ・デ・サンティアゴ。
北スペインの郷土菓子。
カミーノで時々食べた懐かしのお菓子。

今回はスペインの知人が教えてくれたレシピを元につくってみました。
そうしたらほんとにタルトみたいな焼き上がりに。



カミーノで食べたのはもっとパウンドケーキっぽかった気もするけど
タルタ(タルト)っていうくらいだから今回作ったものの方が原型に近いのかも。
いかにもなアーモンドの香ばしいタルト。
ねっとりとした食感のナッツの焼菓子っていかにもスペインの郷土菓子っぽいし、
この素朴感がいかにも修道院のお菓子っぽい。
小麦粉を沢山入れればもっとふんわりするのだろうけど、
今回の原料は基本に則してほとんどアーモンド粉のみ。
アーモンド粉を主に、豆乳ヨーグルトと荒糖を練り入れて焼いた感じ。
レモンピールを刻んだのが味のアクセントとして入っています。
濃厚で美味しいです。

本来はタルトの上に粉砂糖でサンティアゴの剣の文様を描くのだけど、
今回は省略で。(いつも粉砂糖は省略事項です。)

タルト型を持ってないのに最近タルトを良く焼くので、いよいよ耐火粘土でつくるべきか。。
金属の型を買ってもいいけど、土に余熱効果と吸水効果があるのか土で作った型の方が
お菓子の焼き上がりが良いような気がしています・・感覚的なものですが。




スペインのお菓子の関連の話題で。

一昨年訪れたスペインのアルハンブラ宮殿のお膝元の職人街で
一目ぼれして買ってきたのし棒。

陶芸に使うか、お菓子に使うかずっと迷っていたのだけれど
ここ最近の発酵生地へのつよい信頼に基づいてお菓子に使うことにしました。

これで美しいイスラムの幾何学宇宙文様のクッキーを作ってみたい。
見た目だけでもずいぶんと力のあるお菓子になりそうです*




2018.12.09 Sunday

アンダルシアさんぽ

 
昨日、スペインの親友が散歩しながら懐かしい道々の写真を送ってくれました。



町なかからスタートです。



















町の入口に戻ってきました。





ここに湧水があって(昨日は水は枯れていたそう)、
あそこでぶどうをもいでおやつに頂いて。。

変わらない故郷。

優しい友達。


2018.12.07 Friday

ポルボロン

 
南スペイン、アンダルシア地方の
クリスマスの郷土菓子ポルボロン。

日本でも洗練された姿で目にすることがありますが、
スペインではクリスマスの時期にしか店頭に並ばない季節もののお菓子です。

今年の日本の冬は暖かくて
12月になってもクリスマス感が薄いですが、
胃袋は久々にがっつり郷土的なポルボロンが食べたくなって作ってみました。

コツは、アーモンド粉と小麦粉を薄いきつね色に色づくまでフライパンで炒る事。
香りと食感が変わります。
ポルボロンの食感は、しっとりしつつもホロホロしてる、というもの。

ポルボロンの「ポルボ」とはスペイン語で「粉」という意味で、
ホロホロと崩れやすい故、通常店頭ではキャンディのように
包み紙に包んで売られています。
地元の人は食べる前に包み紙の上からぎゅぎゅっとよくつぶして
しっかり固まりにしてから包みを開けて食べるのです。
それくらい焼き上がりが柔らかくて、粉もん好きにはたまりません*

そんなポルボロン、
郷土感あふれる感じに焼き上がりました*
ひさびさにかぐ、これこれこの引き出された穀物の香り!



粉類は炒ってるので濃いめのベージュ色をしています。
通常この上に粉砂糖を真っ白くなるまでふりかけるのですが
生地には荒糖が入っていて甘味はあるので
今回はそんなに甘くしなくていいや、と無しで。
(粉砂糖ふるったほうがクリスマス感は出ると思います*)

そして油分は本来ラードを使うらしいのですが、
私が住んでいたスペインの村では
オリーブオイルが使われているところもあったので、
(基本的に料理もお菓子もオリーブオイルを使う風潮があります。
新鮮なオリーブオイルもかぐわしいです*)
今回私は手元にある菜種油で作ってみました。
オイルの種類を変えることで、粉類の味はそのままに
ちょっとした風味の変化が楽しめそうです*

・・と多少アレンジはしましたが、食べたかったポルボロン。
炒った小麦粉とアーモンドの香りが部屋中に広がって
あぁ、しあわせ・・・(*^-^*)



ポルボロンはもともとは修道院で
教会の維持のためにつくって売られていたお菓子だったようです。
当時のスペインはみんな貧しくて、
小麦粉も油も砂糖もたっぷりと使われているこのお菓子は
クリスマスだけに食べることができる特別なお菓子だったのかもしれません。

それがその当時の素朴なレシピそのままに
いまもクリスマスの時期の特別なお菓子として
残っているのって素敵だなって思います。



↑今の時期はよくこんな感じに
お菓子屋さんのウィンドウにディスプレイして売られています。


2018.11.27 Tuesday

El camino de Santiago カミーノ


小岩さんのワークショップで「←」(flecha 矢印)の形に
ミクロモザイクを作らせていただいて私の内で玉手匣がひらいたよう。



























だいすきな大地
マリアの樹をぎゅうっと抱きしめて。

もしあのときカミーノを歩いていなかったら
私の人生は全く違ったものになっていた。

けれど

もしあのとき・・は存在しない。
どんな道を歩んでもかならず海へとひらかれる。
いまはそれがわかっている。





2018.08.14 Tuesday

大好きな大地

 
先日ご紹介したLuis氏の制作ビデオに、
愛する故郷の大地がたっぷりと映っていて心に栄養をじゅうぶん頂きました。
ほんとうに、大好きなla Ramblaの大地。
(本日の写真は全てLuis氏のビデオよりお借りしました)





思えば不思議なご縁です。
当時もおぼえがきを書いていたので、
その頃からお読み下さっている方はご存知かと思うのですが(繰り返しになりますが)、
文化交流によるスペイン行きが決まった当時、
自分の力ではどうしようもない事象が度重なって
スペインに行くにあたってその当時勤めていた工房も退職していたのに、
なかなか行くことができなくなっていました。

私が長期滞在のために必要な書類をスペイン大使館へ提出した時に、
大使館の人から、『つい先日よりスペイン側の法律が変わって
長期滞在者は「無犯罪証明書」という書類を提出せねばならなくなった』
と言われたのでした。

ところが、日本の政府の言い分は、
「犯罪証明書」は出せるけれども、
「無犯罪証明書」という書類規定は日本の法律上ないので発行できない、と言われたのです。

私は書類が揃わない為にスペイン在住の許可がおりなくなったのでした。
なにしろ国家間の法律の事です。自分の力ではどうしようもありません。
外務省や警視庁などいろいろ問い合わせをして、
待つことようやく半年後、日本の法律が変わり
待ちに待った「無犯罪証明書」を発行してもらうことができました。


実際にスペインへ発つまで、本当に行けるのか行けないのか分からない状況でしたが
行くことしか考えていませんでした。
ある人から
『私だったらそんなに行くのが難しくなったなら行くこと自体をあきらめる。』
と言われたことがあったのですが、
そんな発想は当時の私にはみじんもありませんでした。
その他にもホームスティ先の問題やら何やら
色々日本側の手配上のトラブルもあったりしましたが、
半年待とうが1年待とうが、スペインへ行くことしか考えていませんでした。

その後もスペインの大地に立つまで困難は続き、
出発当日には大嵐で飛行機が運休、
翌日になんとか振替便でアムステルダムまで行くも、
その日はスペイン行きの最終の乗継便が出てしまった後で、
夜間、暖房を消された10月末のアムステルダムの空港で
寒さに凍えて一晩を明かすと言う経験もしました。
ここまで来てさえも、
なかなかスペインへ降り立つことができなかったのです。苦笑。





以上ざっとスペインに住むまでの経緯の一部を書いてみましたが、
スペインの大地に降り立って以降の数年間に渡るスペイン滞在の日々は、
いま思い出してもまるでおとぎ話のようです。

スペインでの幸せな日々の原点は、
まず私に「陶芸」というものづくりの心と経験があり、
そしてスペインのものづくりの心と経験を持った窯元の人々の中へ
ピンポイントに身を置くことができた、という事がとても大きいように思って居ます。

また、日本人だからといって、
日本の窯元だからといって、
必ずしも自分にとっての大切な居場所やご縁が日本につくれるとは限りませんので、
ましてや最初は言葉もろくに通じない海外でよく
自分の椅子が見つけられた(用意されていた)なあ、と思います。

la Ramblaに於いては人智ではどうにもできないような
強い力とご縁をここの大地に感じています。
そしてそれは今も続いています。

この強い絆とも言えるご縁のカギとなるのは
「心から大好きなことをしているかどうか」に尽きます。



何か物事を大きく動かすとき、
そのときの自分が一番大好きなことが原動力となって動いているかどうか、
というのは非常に重要なことではないかとこの経験から私は確信しています。

なにもかも全てが、「大好きなこと」に沿って動き出し
その後の人生に大きく関わるからです。

スペインの、とりわけla Ramblaの大地と人々は
今現在も私にとってとても身近な日常で、
私の人生から切っても切り離せないもの・核心的なものとなり、
それに感謝と幸せを感じています。



大地への感謝、土への親しみは、いっそう深いものになっています。
今回のLuis氏のビデオがまた大切な気持ちを思い出させてくれました。
このビデオに映っているのは私の故郷です。

呼吸が
うんと深く
楽になりました。


扉が大きく開いたのはla Rambla からでした。
次のステップへの階段を昇り新しい扉の前に立ったのもla Ramblaででした。

心から感謝しています。


2018.08.10 Friday

ミガス・コン・チョコラーテ

 
久しぶりに、古いパンがあったのでミガスを作りました。



質の良いカカオがあったので
王道のミガス・コン・チョコラーテ(ミガスのチョコレート掛け)です。

昔の羊飼いのお食事ミガス。
小麦粉好きにはたまらない香ばしさです。

今日は古いパンがちょっと少なかったので
別個に腹の足しにとドライフルーツとクルミのシンプルなケーキを焼きました。

粗熱が取れたらスライスして冷蔵庫で冷やしてヨーグルトをかけておやつにいただきます*

季節の食材や自分の体調に合わせてレシピを構築するのが楽しい。


いつか、スペインの羊飼いごはんミガスをご紹介できる
ミガス・カフェができたらいいなあ・・と思いながら幾星霜。


2018.07.24 Tuesday

今日はスペイン日より

 
今日は秋の企画展のフライヤーに使用する作品写真の撮影日。

この展示でご一緒させていただく作家さんとは長いお付き合いという事もあり、
終始滞りなく、なごやかに進みました。


最近になって家の近くに予約制のスペイン料理のお店がひっそりとあることをみつけて
お昼はそこでのランチ。

スペイン在住者でないとなかなかこのメニューはセレクトしないのでは?という
郷土家庭料理がランチメニューに入っていたのが魅力で、
しかも私が住んでいた地域の郷土料理を提供されている。。と個人的には
かなり興味津々なレストランなのでした。

予約の際に、私がスペインのコルドバに住んでいたことがあり、
コルドバの郷土料理が懐かしく楽しみにしています、という旨を
お店にお伝えしていた所、大変うれしいサプライズが!

まずは一皿目にはコルドバの夏のスープ、サルモレッホのアレンジ。
飾り付けがとても美しく、目にも楽し。



お味はもちろん、懐かしい味!
野菜が沢山添えられているので満足度も高いです*

そして二皿目が出てきたとたん、目が釘付けに。。
なんと!フラメンキン!!



まさか日本の、しかも家の近くのレストランで
コルドバの家庭料理フラメンキンが食せるとは。。感涙。
店主さん曰く
『コルドバにいらしたとのことでしたので、
コルドバの家庭料理に今日はしてみました』とのこと!!
すばらしい・・・。
お味もコルドバの家庭料理の雰囲気満点で懐かしい!
これは現地の味を知っていないとこんな風に再現&アレンジできないでしょう。
お芋たっぷりのトルティージャ(厚焼き玉子焼)の優しいお味と、
フラメンキンの塩味の効いたパリパリ衣とのメリハリ・緩急がとても良い。。

夏のコルドバはゆうに摂氏50度くらいまで上がるので、
この郷土料理、スタミナ食としては、いまの日本の気候にもピッタリのように感じました。
とにかくいま正に体が食べたいものでした!

短い時間ではありましたが店主さんとのお話も楽しく(やはりアンダルシア在住の方でした)、
大変美味しくいただきました。
嬉しいご縁*ごちそうさまでした(*^-^*)




夕方になって、コルドバの窯元の友人から久々のメールがありました。
SNSが普及するようになって以来、メールオンリーの私とは
連絡が間遠になってしまっていたので『おお。久しぶり。』と思いながら読んでみると、
何か色々小包を送ってくれるという内容で、
『他にあなたが欲しいものがあったら一緒に送るから言ってちょうだい。』とのこと。
ついつい『行きつけだったあのカフェの焼き菓子が食べたい。』と
お言葉に甘えてしまいました(*^-^*)
まるで故郷のお母さんみたい。。ありがたいです。



今日は偶然にも、なんて言うスペイン日より。

こんな風にスペインの風が吹くと、
暑さも何もかも忘れてしまって心底元気が出るのだなあ、と思うのでした*


2018.05.17 Thursday

メスキータ

 
スペインの友人のお兄さんが、数ケ月にわたる南米横断の大冒険を終えて、
ホームであるイビザ島に戻ってきたというお話を知ったのは少し前の事。

昨日はその友人とお兄さんが、故郷のコルドバのメスキータに行ってきたよ、と写真を送ってくれました。
なぜなら私がメスキータが大好きだから、、久々に見るメスキータの姿、嬉しかった。

もう30年近く前、初めて訪れたスペインを約ひと月のバックパック旅行した時に
一番好きな場所だったのがこのメスキータでした。
灼熱の中を歩き続け、ようやくここに辿り着いたとき
ひんやりと涼しくて、久しぶりにまともな呼吸ができた、と感じたのを思い出します。
命にかかわるような灼熱の日差しから守ってくれるオアシスのような建物でした。

スペイン在住時にもここにはよく訪れました。
偶然にもお世話になった窯元の町が
メスキータのあるコルドバの町までバスで30分ほどの距離だったのでした。
建物の中に入ると、修道女たちが歌う古い賛美歌がしずかに響き渡り
心の中にしんしんとその美しい音色が降り積もっていくようでした。


友人が送ってくれた写真のおすそわけです。










2018.04.29 Sunday

私の村の雲

 



スペインの友人が『あなたの村の雲だよ。』と写真を送ってくれました。

遠くて一番近い村。



2018.02.18 Sunday

アーモンドの花




スペインの友人が『アーモンドの花が咲いたよ』と
写真送ってくれましたので、ここに少しおすそ分けです。

桜の花に雰囲気が似ているので、スペイン在住の日本人にとって
アーモンドの花はどこか特別な花になっているようですね。

そして花の後、実がなるのですが、
私は初めてスペインでアーモンドの果肉を食べて以来すっかりそのとりこになりました*

アーモンドといえば、種の中身をたべるものですが、
果肉は、大きさも見た目も青梅に似ていて、
木からもいでフレッシュなところをその場で食べるのです。
がりがりとした果肉の中心には(果肉は果肉で野性的な癖になる植物の味)、
まだ種になる前のやわらかいゼリーのような仁があり、ここがビタミン豊富。
ちゅるるっと頂きます(*^-^*)

果肉が実る一時の時期に、
陶工房の職人さんたちがもいできて沢山くれたことを思い出します。





いま、日本の私の部屋の窓の外では梅が満開になりました。





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