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2019.10.13 Sunday

昨晩

 
『台風が早く過ぎ去りますように』といった
応援と祈りのメールをスペインの友人たちよりいただきました。
今回の台風についてスペインのニュースでは全く報道されておらず

ネットで私の記事を読んで驚いたとのこと。

 

明けて今朝はみんな感謝の気持ちがあり、良い気が満ちている。


各地での被災のニュース。


うちもまた家の一部の破損があり、
前回9月9日の台風による半壊では
家での生活不可能になってしまい避難生活することになったので
できるかぎり修理を優先的にしてくださいましたが、
今回の破損は家に住むことはできるという判断で
修復はずいぶん後回しになってしまうそうです。
今回の破損により雨戸が開けられない状態になっているので、
天岩戸開きできるまで、またしばらく待つことになりそうです。



スペインの私が住んでいた村では昨晩・・といいますか
時差がありますので正に今現在、
私が村で一番好きなキリスト像の山車がでていると
友人がプロセッション(お神輿行列)の写真を送ってくれました。
セマナサンタ(聖週間・カトリックではとても重要な神事)
の時しかみられない本格的な形式のプロセッションです。
昨晩は特別でこのキリスト像の生誕300年記念の祭事とのこと。

村全体が幽玄に包まれて異次元に行くセマナサンタという祭事に
すっかり魅了された一人としては・・
しかも私が一番好きなキリスト像の・・
この写真を送ってくれた友人に心から感謝。。










 
2019.08.18 Sunday

スペインだより

 
スペインの故郷の友人から
たっくさんの写真が送られてきました。
そしてボイスレターも*
おお!
なつかしのアンダルシア訛り!!

スペインではこの季節の日没は22時ころ。
50℃近くまで上がる殺人的な日中の熱射を避けて、
夕刻から集い楽しむ。
『大人が集まって一銭もお金使わずにこんな一日中楽しんでいるのがすごい』
とは、数年前に日本から私のスペインの村へ遊びに来ていた友人の言。

みんなで集まって、
でも何の強制もなく(みんなで「乾杯!」とかもしない)
個々に勝手気ままに楽しんでる感じが
私にはとっても良かった。
根底では生まれ故郷の大地にしっかりつながっていて、
繋がっているからこそ、
人と人との距離の間合いをとって楽しむのがスペインの人って上手って感じる。
踏み込みすぎない良い意味での個人主義の尊重。
その大元は大きな愛ですべてが包まれている
だから道行く見知らぬ人でも目が合っただけでHola!って躊躇なく微笑んで挨拶する。

大好きな大好きな故郷の村la Ramblaの心地の良い時間、思い出した*




2019.05.18 Saturday

心臓の華 〜点滴堂企画展より

 
写真は現在点滴堂さんに出展中のタイル画より
リンセイベリコの心臓の華の部分の金彩。(別画像はこちら



昨日、大変うれしいニュースがスペインから飛び込んできました。

現地友人からのお知らせだったのですが、
2018年度の調査結果によると、
リンセイベリコが2002年の調査時より約7倍の頭数に達しているとのこと。
(詳細はこちら"Córdoba noticias"

絶滅危惧種とのことで、保護育成されては野生に還されてきた個体が
これまでに約650頭に達しているとのこと。
野生の状態での出産による個体も増えてきているようです。

野生の大型ネコ科の動物で最初に絶滅するだろうと言われて久しい
リンセイベリコでしたが、ここにきて人の手による自然環境の回復が
功を奏してきているようです。

また自然環境の回復の為の人の雇用を増やし、
スペインで深刻になっている失業者の問題
(リンセイベリコの生息地でもあるアンダルシア地方の失業率は30%近い)も
同時にカバーしているとこのとで
このリンセイベリコに関連する自然回復のプロジェクトは
世界からも注目されています。(なぜ日本では報道されないのか不思議です)

20年以上前に初めて南スペインへ渡り、
そしてその大地に息づく動植物たちのことを知り、
いまこうしてまた自然がもどってきている。人も同時に助けられながら。。
日本では土着の森の生態系の頂点を成す日本オオカミはいなくなってしまったけれど、
イベリア半島のリンセイベリコはここまで回復しました。
だから余計に大切にしてほしいと思っています。
まだまだ諸問題はあるにせよ
一度人により壊されかけた自然の循環がまた始まりかけているのを感じます。
命の問題は人が考えられる範囲をゆうに超える複雑さを持っています。
保護とはいえ人の手による関わりは最低限に、
自然にまかせる気持ちを忘れずに・・と願います。



リンセイベリコのタイル画はただいまこちらの展示でご覧いただいています。

企画展 『猫語の教科書 lesson.2』
 5月15日(水)-26日(日)
 12:30 - 21:00 月曜・火曜定休

会場 点滴堂
    東京都武蔵野市中町1丁目10 2階
    電話 090−6796-5281
 アクセス 三鷹駅北口より徒歩5分



2019.04.20 Saturday

セマナサンタ 金曜日の夜

 
今年のセマナサンタは雨が多く、中止になる御神輿がでていると
スペインの友人が知らせてくれました。
むこうの天気予報では金曜日も雨。

金曜に集約されていくセマナサンタにとって致命的な空模様です。


今朝方、変な夢を見て、とても苦しく目が覚めました。
時計を見ると午前4時。
そのまままんじりともせず夜明けを迎えました。

寝ることもできずなんとはなしにパソコンの電源を入れると、
するとまさにその瞬間、スペインの友人から
大量のセマナサンタの金曜日の御神輿の写真や音楽が続々と送られてきたのです。





















crucificado/クルシフィカードと呼ばれる金曜日の夜のこの御神輿が
私はセマナサンタの御神輿のなかで一番好きです。
初めてこの御神輿を見たときは、
心にダイレクトに突き刺さり、鳥肌が立ちました。

今回こんなふうにまさに同時刻に
私が住んでいた町のセマナサンタの御神輿を見られるなんて初めてです。
宗教的なものを嫌っている友人が、こうして金曜夜の御神輿を追って
わざわざ写真を送ってきてくれたことに感謝。

写真は沢山あるのですがその一部をご紹介させてもらいました。


2019.04.16 Tuesday

Semana Santa(聖週間)が始まりました

 
今日のおぼえがきは、ぜひお時間がありますときに
ゆっくりとお読みいただけましたら・・と思います。



先週の日曜日。
『ああ、セマナサンタが始まった』と思っていたら
今朝早くに、スペインの友人からメールが来て、
かつて知ったるあの幽玄な世界に引き込まれました。

キリストの受難の1週間が始まりました。
スペインの田舎町に住んで、初めてこのカトリック最大の祭事を体感したときは
本当に鳥肌の連続でした。

いまでもあの町中が神懸る1週間を忘れることができません。
毎年この時期になると心がなんとも。。引き裂かれるような思いになります。



Semana Santa(セマナ・サンタ/聖週間)。
キリスト教になじみのない方には「何だろう?」と思われることと思います。
そしてこのブログを長いこと読んでくださっている方には、
「ああ、またこの時期か」と思われるかもしれません。

スペインに住んでしばらくして、私が舞台演劇が好きだということを知った
工房の職人さんたちが『MAJOは絶対セマナ・サンタを好きになると思う。』と言いました。
そして果たして魂の揺り動かされるその体験に、全くその通り、とりことなりました。

その当時、スペインで一番最初に体感したセマナ・サンタの記録が残してありますので
ここにリンクしておきます。
まだスペインに住み始めて間もないころですので、
記述の間違いなどあるかもしれませんが
当時夢中になった気持ちはおつたえできるかな、、と思います。
セマナ・サンタ/聖週間 2003

セマナサンタは満月を基準に数えてその祭事の日を決定しますので、
毎年日にちが変わります。
今年2019年は4月14日から21日までの祭事となります。

この1週間、キリストの最期の1週間、一般に「受難」と呼ばれる一週間が、
御神輿によってまさに演劇のように演出されて描き出されてゆくのです。
この時初めて教会にあるキリスト像やマリア像の本来の意味を知ることになります。

初日の日曜日はロバに乗ってキリストと使徒たちがエルサレムに到着する場面。
そして昨晩はla Oración en el huerto(園での祈り)の場面の御神輿が出ました。

この日のパソの行列は、私の親友の家の前を通るので、
スペイン時間での昨晩深夜、日本時間での今朝、
タイムリーに写真を送ってくれました*

昨晩はなんとなく寝付けないでいたのですが、こんなプレゼントが
しかも時空を超えてタイムリーに届くとは!起きててよかった*

それでは友人からの実況fotoです。



聖衣をまとった子供たちが香炉を振りながら町中を歩いて
御神輿が通る大地をお清めします。
大地、そして辻という道がクロスする場に深い意味があるところも
日本の民族文化に通じるものを感じ興味深いなあと思います。


清めた道を神輿行列の先発隊が楽隊の音楽とともにやってきます。





十字架の鉾とともにようやく御神輿が見えてきます。
御神輿の担ぎ手は厚い布をかけられていて四方が全く見えません。
導師が御神輿の木枠を槌で叩く合図で、担ぎ手は進む方向をようやく知ることができます。
日本の御神輿と異なり、パソの担ぎ手はすり足でじりじりじわじわと進む感じです。
御神輿によっては町を巡るのに8時間以上かけます。


そして月曜日の神輿、
la Oración en el huerto(園での祈り)の場面の御神輿がきました。
オリーブの園で、
なぜ自分は死ななければならないのかと、
その理由を教えてほしいと、
苦悩の血の汗を流しながら
神に祈るイエスの傍らに天使が寄り添います。


御神輿のあとにセマナサンタのバンドが続きます。
バンドの演奏も友人が音声ファイルで送ってくれました。
セマナサンタにとって音楽も重要な要素ですので
お聞きいただけるようにリンクしてみました
音量に気を付けてクリックしてください→こちら

このバンドも、担ぎ手も、セマナ・サンタにかかわるすべてを
町の人たちが1年かけて練習して行っています。


御神輿行列(プロセッションと言います)の一番最後は
大勢の村の人々が続きます。
これは願掛けでもあり、この一年の感謝でもある行動です。

こうして今日のセマナサンタは終わったようです。
日本とつながるスペインの大地と、
そして詳しく実況をしてくれた友人に感謝です。

明日は不吉な予告の御神輿が出る日です。
プロセッションの通過中、誰もしゃべってはなりません。
バンドもこの日はありません。
沈黙の日です。
町の中心にある教会の開かずの扉が一年に一度だけこの日に開かれます。


2019.03.12 Tuesday

今年もまた

 
スペインの友人たちの写真をみていると
いまはカーニバルの時期なのですね。
これまでの一年を振り返り、
その出来事を仮装という形でレビューするのがカーニバル。
まさに「レ ビュー」、「もう一度・見る」。


そしてカーニバルが終わると、
今年もまたひどく心揺さぶられる季節がやってきます。

私がスペインに住んで心奪われた、
スペイン・カトリックに於いて最も需要なセマナサンタの1週間が。







キリストの受難のことを「passion/パッシオン」と言いますが、
まさに熱を帯びた彼の痛み。すべてを超えたところに浄化があり、
それを復活と呼ぶのでしょうか。
熱を帯びて極まり、いままでの渦の回転が一気に逆に巻かれるまさにその瞬間が
「semana santa/聖なる一週間」であるように今は感じられます。
(そしてこういう感覚こそが
教義だけではない土着のキリスト教と、古神道との共通する真理だと感じられます)
こればっかりはいくら言葉で説明しても足りず、
現地で最低でもひと月ほど滞在し
心をひらいてその期間を体感するしかないでしょう。


2018.12.14 Friday

スペインのお菓子

 
先日スペインの地元感あるポルボロンを作ってから
自分で作るおやつが近頃スペインめいています。
 
今日のおやつはタルタ・デ・サンティアゴ。
北スペインの郷土菓子。
カミーノで時々食べた懐かしのお菓子。

今回はスペインの知人が教えてくれたレシピを元につくってみました。
そうしたらほんとにタルトみたいな焼き上がりに。



カミーノで食べたのはもっとパウンドケーキっぽかった気もするけど
タルタ(タルト)っていうくらいだから今回作ったものの方が原型に近いのかも。
いかにもなアーモンドの香ばしいタルト。
ねっとりとした食感のナッツの焼菓子っていかにもスペインの郷土菓子っぽいし、
この素朴感がいかにも修道院のお菓子っぽい。
小麦粉を沢山入れればもっとふんわりするのだろうけど、
今回の原料は基本に則してほとんどアーモンド粉のみ。
アーモンド粉を主に、豆乳ヨーグルトと荒糖を練り入れて焼いた感じ。
レモンピールを刻んだのが味のアクセントとして入っています。
濃厚で美味しいです。

本来はタルトの上に粉砂糖でサンティアゴの剣の文様を描くのだけど、
今回は省略で。(いつも粉砂糖は省略事項です。)

タルト型を持ってないのに最近タルトを良く焼くので、いよいよ耐火粘土でつくるべきか。。
金属の型を買ってもいいけど、土に余熱効果と吸水効果があるのか土で作った型の方が
お菓子の焼き上がりが良いような気がしています・・感覚的なものですが。




スペインのお菓子の関連の話題で。

一昨年訪れたスペインのアルハンブラ宮殿のお膝元の職人街で
一目ぼれして買ってきたのし棒。

陶芸に使うか、お菓子に使うかずっと迷っていたのだけれど
ここ最近の発酵生地へのつよい信頼に基づいてお菓子に使うことにしました。

これで美しいイスラムの幾何学宇宙文様のクッキーを作ってみたい。
見た目だけでもずいぶんと力のあるお菓子になりそうです*




2018.12.09 Sunday

アンダルシアさんぽ

 
昨日、スペインの親友が散歩しながら懐かしい道々の写真を送ってくれました。



町なかからスタートです。



















町の入口に戻ってきました。





ここに湧水があって(昨日は水は枯れていたそう)、
あそこでぶどうをもいでおやつに頂いて。。

変わらない故郷。

優しい友達。


2018.12.07 Friday

ポルボロン

 
南スペイン、アンダルシア地方の
クリスマスの郷土菓子ポルボロン。

日本でも洗練された姿で目にすることがありますが、
スペインではクリスマスの時期にしか店頭に並ばない季節もののお菓子です。

今年の日本の冬は暖かくて
12月になってもクリスマス感が薄いですが、
胃袋は久々にがっつり郷土的なポルボロンが食べたくなって作ってみました。

コツは、アーモンド粉と小麦粉を薄いきつね色に色づくまでフライパンで炒る事。
香りと食感が変わります。
ポルボロンの食感は、しっとりしつつもホロホロしてる、というもの。

ポルボロンの「ポルボ」とはスペイン語で「粉」という意味で、
ホロホロと崩れやすい故、通常店頭ではキャンディのように
包み紙に包んで売られています。
地元の人は食べる前に包み紙の上からぎゅぎゅっとよくつぶして
しっかり固まりにしてから包みを開けて食べるのです。
それくらい焼き上がりが柔らかくて、粉もん好きにはたまりません*

そんなポルボロン、
郷土感あふれる感じに焼き上がりました*
ひさびさにかぐ、これこれこの引き出された穀物の香り!



粉類は炒ってるので濃いめのベージュ色をしています。
通常この上に粉砂糖を真っ白くなるまでふりかけるのですが
生地には荒糖が入っていて甘味はあるので
今回はそんなに甘くしなくていいや、と無しで。
(粉砂糖ふるったほうがクリスマス感は出ると思います*)

そして油分は本来ラードを使うらしいのですが、
私が住んでいたスペインの村では
オリーブオイルが使われているところもあったので、
(基本的に料理もお菓子もオリーブオイルを使う風潮があります。
新鮮なオリーブオイルもかぐわしいです*)
今回私は手元にある菜種油で作ってみました。
オイルの種類を変えることで、粉類の味はそのままに
ちょっとした風味の変化が楽しめそうです*

・・と多少アレンジはしましたが、食べたかったポルボロン。
炒った小麦粉とアーモンドの香りが部屋中に広がって
あぁ、しあわせ・・・(*^-^*)



ポルボロンはもともとは修道院で
教会の維持のためにつくって売られていたお菓子だったようです。
当時のスペインはみんな貧しくて、
小麦粉も油も砂糖もたっぷりと使われているこのお菓子は
クリスマスだけに食べることができる特別なお菓子だったのかもしれません。

それがその当時の素朴なレシピそのままに
いまもクリスマスの時期の特別なお菓子として
残っているのって素敵だなって思います。



↑今の時期はよくこんな感じに
お菓子屋さんのウィンドウにディスプレイして売られています。


2018.11.27 Tuesday

El camino de Santiago カミーノ


小岩さんのワークショップで「←」(flecha 矢印)の形に
ミクロモザイクを作らせていただいて私の内で玉手匣がひらいたよう。



























だいすきな大地
マリアの樹をぎゅうっと抱きしめて。

もしあのときカミーノを歩いていなかったら
私の人生は全く違ったものになっていた。

けれど

もしあのとき・・は存在しない。
どんな道を歩んでもかならず海へとひらかれる。
いまはそれがわかっている。





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