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2017.08.09 Wednesday

真夏のほうじ茶

 
お腹の反応が敏感なせいか、キンキンに冷えた飲み物が苦手で、
夏でも熱いお湯か、お茶をよく飲みます。
たまには常温に冷ましたお茶もこの時期ならではで飲んだりもします。

カフェなどに行ったときは冷房が効きすぎていることも多いので、
炎天下を歩き続けたなどのよぼどの緊急事態でもない限り
平時はいつもホットドリンクを注文します。


地元にある某有名チェーン店のコーヒーショップにたまにいくと、
いつも熱いほうじ茶を頼むので店員さんに顔を覚えられてしまっているようです(笑)

先日もほうじ茶をお願いしたら、なんと売り切れ。
都内と違ってさすが年齢層の高いお土地柄ゆえのことでしょうか。。
ここのコーヒーショップはチェーン店なのに、
地元の老舗和菓子屋さんの店舗が店内に併設されていて、
大福やようかんなどもいっしょに席でいただけます。
だから、
夏とはいえ、
和菓子と言えばやっぱりアイスコーヒーよりも
熱々のほうじ茶なのでしょうか。
そんな私のようなお客さんが実はここでは多いのでしょうか。

真夏のアツアツのほうじ茶、ここのコーヒーショップでは影の人気メニューなのかもしれません。
(店員さん曰く、ドリップコーヒーとほうじ茶が常連さん人気2大メニューとのこと。)


2017.08.07 Monday

Maybe tonight


こんなお天気は実はとても好きです。
なにかワクワクします。
みんなが本能的にざわざわしている。
日常にうもれた自然の魂が顔をのぞかせている。

ウエストサイドストーリーのトニーの歌うテーマが頭の中を流れています。
こんな夜にぴったりの曲!

Could be, who knows?
There's something due any day
I will know right away soon as it shows
It may come cannon balling
Down through the sky
Gleam in its eye, bright as a rose
Who knows?
It's only just out of reach
Down the block, on a beach, under a tree
I got a feeling there's a miracle due
Gonna come true, coming to me...


ゆっくり運転のおおきな台風、いまは琵琶湖あたりに居るもよう。

Who knows?
It's only just out of reach
Down the block, on a beach
Maybe tonight...
Maybe tonight...
Maybe tonight...!


今日は夕方から打ち合わせで鎌倉の葉っぱ小屋さんへ行きました。
その時はまだ天気予報などよく知らなくて、
雲が厚かったけれど、なんとなく大丈夫かなと思って傘も持たずに出かけました。

打ち合わせ終わって帰るころ、激しいざんざん降りに。。

ありゃりゃ、どうしよう。。なんてなんとなくそのまま
葉っぱ小屋さんとおしゃべりを続けていました。

しばらくして、「あ!止んでる!」と葉っぱ小屋さん。
さっきまでの暴風雨がうそみたいにピタッと止んでいました。

このチャンスを逃さじと、無風無雨のなか無事帰ってくることができました。
家に着くと、またざんざん降りに。
まことに奇跡的。。


ちょうどロクロでの成型作業も今日まで。
今日までのぶんで窯がいっぱいになってくれそうです。
太郎くん(窯の名前)、本気で窯詰めするとかなり点数が入るという事が判明。
いままでとは制作の進め方を少し考えて変えてゆかなければならないな、と思いました。

湿度が高いので土が乾くのに時間が少しかかっていますが、
すべて乾いたら、素焼きをします。


立秋と月食の夜に。



2017.06.26 Monday

閑話

 




「お茶菓子」という言い方を思うと、
やっぱり主役はお茶のほうなのだなあ、と思う。

本当においしいお菓子をいただくことで
お茶の 味が 力が 引き立つ。

お茶を引き立てる少量のお菓子の味。
この組み合わせを考えるのは楽しい。
もちろんあくまで、お茶が主役で。
この感覚は、体の声を聞く、ということにもつながる。

お菓子を、おなか一杯になるまで食べる、ではなく
よりおいしくお茶をいただくための、すてきなちょこんとした脇役。

そういうお茶の時間は
心の満足度も高くて、本当に美味しくて、良い。





食事は腹八分目、とよく言うけれど、その本当の意味を
自分の体が教えてくれる。

すこし足りないかな?というくらいにとどめておくと、
体が勝手に、体がすでに持っている中から、
その少しだけ足りない栄養分を探して作り出そうと動き出す。
腹八分目で過ごしていると、
体が本来持っている、必要なエネルギー要素を作り出す力がアップするのが分かる。

私は最近、たくさん食べて物理的におなか一杯になると、
気持的に落ち込んで、嫌な感じが残る食事となってしまう。
けれど、少し足りないくらいにしておいて、
体の中にあるものから自力で作り出すことでお腹が満たされたあとは、
お腹も気持ちも満たされる、ということに気付いた。

ちょっと体調が悪い時は、
食事を控えることで回復することがよくある。
医者や薬など、何かプラスするのではなくて、
要らないものを引く、これが基本だと思ってる。





このまえ会った友人が曰く。
「お腹が空くという感覚は、本来は無いもの。」
時計を見たり、思い出したりして、意識を働かせるから、
そういう気になってくるらしい。

意識しなかったら忘れている、というのはなんとなくわかる気もする。
仕事に夢中になって空腹のピークを過ぎると、
もうそのあとはずっと食事のことなど忘れていたりするから。
それで1日1食でも全然平気だったりする。

「お腹が空いている感覚がある場合は、体調が悪いと思った方がいい。
『お腹が空いて気持ちが悪い。』っていう人がいるけど、
それは体調が悪いんだよ。」

そうなのか。


野生動物が空腹のことばかり考えているかと思うと、
そうでもないような気はしている。
肉食獣なども、目の前に餌となるものが現れるからこそ、
あ、おなかすいたかも、と意識が働いて初めて狩りをするのかもしれない。

そう思うと、人間はしょっちゅう目の前に餌が現れている環境にあるといえる。
今の世の中、食に対する意識を休めている暇が無い。

常に食を意識させるような刺激が身の周りから全くなくなったら、
生活の中で「食」というもののポジションがかなり変わってくるだろうなと思う。



2017.06.19 Monday

あて名書きというぜいたくな時間。

 
散歩の途中
ひさしぶりにトケイソウを見ました。



子供のころ、この花を初めて見たときの衝撃。
まるで作り物のおもちゃようで。
この世に時計というものが存在する前もあったのかな?



ここ数年のこと
展示会のDMのあて名書きは
時間に切羽詰っていないかぎり、近所の喫茶店で書いています。

コーヒーがおいしくて
ハーブティーも充実していて
窓が大きくて
テーブルが広くて
海が見えて山が見えて
晴れてたら富士山も見えて
長居してても何をしてても放っておいてくれる。
そんな中であて名を書いていると、
日本の古くからの地名はその土地の自然と文化から来ていることを感じます。

まじまじとあて名という地名を書きながら
その土地土地の風景や歴史などを勝手に想像するのも楽しい。
この楽しみは、手でひとつひとつ書いてこそしみじみと味わえるもの。
そしてそんな気持ちにぴったりなこの喫茶店の環境が、大好きです。





2017.06.06 Tuesday

つれづれ

 
ただいま窯屋さんに来ていただいて居て、
運搬中に破損した太郎くん(窯)の修理中。

6月30日からのコラボ展に出す作品、ただいま乾燥中。
新聞紙で覆ってゆっくり大事に乾燥させています。

窯屋さんが新聞に覆われた作品の大きさを見て、
これ、窯に入るの? と。

えっ?

考えたこともない・・・・・











ほぼ一日かけて直していただくのを待ちながら。(窯屋さんは大変そう。。)


南天の花、咲き始めました。



今年の夏でうちにきて36年目をむかえるカメさん。



初夏らしい今日の日。

窯が直るのを待つのに向いている日だな、と思いました。



2017.01.26 Thursday

2度あることは・・

 
じつは先週、突然パソコンが壊れてしまいました。
こんなに本格的に壊れたのは、14年ぶりくらい。

見事にうんともすんとも言わなくなり、
中に入っていたデータも大変見事に失われました。
救出も難しそうな感じ。。
もちろん私のことですからバックアップなど
こまめにとっているはずもなく。。

仕事に支障がでそうな気はしていますが、
取り急ぎ本当に必要な事は、
お取引先さまなどに確認させていただいたりが出来ており、
相手方さまにはお手数おかけしてしまったのですが
おかげさまでなんとか進めております。


そんな矢先、今週初めにDVDプレイヤーも壊れまして、
スペインのDVDがみられる機種で、簡単に入手できそうにない代物なので
これは修理に出したいとサポートセンターに連絡しましたら、
まだ保証期間内とのことで現在無償修理にださせてもらっています。
まあ、こちらはパソコンに比べたらなんということはないことです。


そしてとどめが、
昨晩、窯の焼成が400度まで上がったところでエラーになった事。
夜中の3時に、窯の鉄の覆いを開けて配線など確認したところ
簡単に直りそうもなく、
翌日(今日)、温度が下がったところでちゃんと調べることにしました。

窯の中の焼成中のものが心配でしたが、
確認できたところ、温度がまだ影響するほど上がっていなかった様で、
作品は焼き直せば大丈夫。
しかし窯そのものは、
これがまた大修理となってしまいました。
こういうことになりそうだなとは思っていましたが。。

昨年12月に神戸のアトリエシードさんで個展をさせていただいたのですが
こちらに出品する作品たちを焼成中、この時に窯は焼成エラーを出しており、
ここのところ調子が悪かったのです。
そういう意味では、あの個展にあれだけの新作たちが出せたこと、
奇跡とも言えるかもしれません。

そんなわけで、奇跡は2度起こらず。
根本的な窯の整備が必要となりました。

もともとご老体を酷使している窯ですので、
ある程度の部品は前もって在庫しており、万が一に備えていたのですが
それが今日、役に立ちました。
一日かけて様々な工具を駆使して整備修理いたしまして、
(もう自分の窯に関してはそこらの専門家以上のワタクシとなってしまいました)
結果見違えるような状態に。(見違えるといってもあくまでも当社比ですが)

先ほど、満を持しての焼成再スタート。
現在、オオカミの土鍋が焼かれています。

今回、わずかな期間の間に、
私にとって日常使用している道具がなんとも次々に壊れましたが
2度あることはやはり3度起こりました。が、
これで3度目なので打ち止めです。(断言)



2016.12.27 Tuesday

旅と海老とクリスマス

 
スペインでは、、というより、おそらくカトリックの国では
クリスマスは1月6日のレイエス・マゴス(三賢者)の日を持って幕を閉じます。
大晦日や新年もクリスマスシーズンの内の行事の1つという感じがあるので
やはり何よりクリスマスというものが文化的・民族的には最重要で、
もちろんいま現在も向こうではクリスマス・シーズンまっただ中です。
いわゆる日本みたいな「年末感」が、
スペインに住んでいた時には全く感じられませんでした。
ず〜っとクリスマスの感じ。

そんな訳で、
昨晩スペインの友人からクリスマスのごちそうの写真が送られてきました。
先日のおぼえがきにも少し書きましたが、
むこうでクリスマスのごちそうと言えば、海老です。
写真には海老のみならず、
ロブスター?など数種の甲殻類も写っていてゴージャス。
写真では分かりにくいですが、お米と煮ているので、いわゆる「おじや」みたいな料理です。


(ちなみに日本のおじやは、スペインから伝来したもの。スペイン語で『オジャ』と言います。
大元を辿れば、アフリカ料理なのだそうです。
アフリカからジブラルタル海峡を渡ってスペインに入り、
そこからスペイン・ポルトガルが南蛮文化を日本へ持ち込んだ際に
オジャも渡ってきたのでしょうね。)



この夏スペインの窯元ラ・ランブラの町に滞在していた時に親友から、
『来年はカトマンズに旅行するから現地で会おうよ!』
と言われました。
『日本からなら、スペインへ来るよりも近いでしょう?!』と。

カトマンズに興味ない。。というより、
”観光旅行”そのものにまったく興味がない私は即答で断わったのでした。
その会話をそばで聞いていた親友の旦那さん曰く、
『MAJOは、それよりもラ・ランブラに来たいんだよね。』

ご名答。笑。

もともといわゆる「観光旅行」には魅力を感じていなくて、
つまり、ツアーだろうとフリープランだろうと、
ぎゅう詰めのスケジュールの枠に自分をはめこみ、
ガイドブックと同じ写真を撮って帰ってくるような旅はいやだなあ、と。
国内・国外に限らず。

旅にはいつも私個人なりのかなりピンポイントな目的があって、
それは、陶芸の仕事だったり、
以前にはサンティアゴの巡礼の旅だったり、
もっと昔は、現地でしか観られない演目の観劇目的だったり、と。

スペインは特に土地に呼ばれているように心で感じられるのが
私には不思議です。
現実的には行けそうもない遠い国だと思っていても、
心の赴くまま何かの助けが入り、
この夏のように思いがけず渡航することになるのです。

そんな訳で、その土地に即した
私個人にとって沸き立つような明確な理由がなければ
たぶん旅などには出ないだろうと思うのです。

そして
たぶんすべての要は「土」にかかわる事をしているということ、
すべてそこから発していることなのではないかなと感じ取っています。



2016.12.17 Saturday

ひかりの道とか富士山といった物語が。。

 




この世のことを「うつし世」というけれど。

自分の内にもとからの物語が在る。

ひかりの道とか富士山といったような。

それがこの世に映し出された時、

『あぁ』と成る。

時々風景をみてそんな風に成るのは
自分の内の物語が突如眼前に映しだされたからなんだ。

きっと。



2016.11.26 Saturday

ひばの森の中/ナルド

 
この間、寝る前に枕元に青森のひばの天然オイルを垂らして寝ようと思ったところ、
点滴キャップがはずれてどばっとぶちまけてしまいました。

その瞬間から私の部屋は、一気にひばの深い森の中。。

やっと昨日あたりから香りが弱まって来てくれましたが、
なかなかに貴重な森林浴的体験でした。。



クリスマスが近いからでしょうか、
香り関係の検索をすると乳香や没薬についての記事を目にします。

いずれもキリスト生誕の際の贈り物として聖書に出てくるものですが、
この二つと同時にナルドというオイルについて取り上げている記事も目にします。

ナルドは、マグダラのマリアがこのオイルでキリストの足を洗ったとしています。
ナルドが出てくる聖書のこのくだりの描写を読むと、
磔刑にかかるキリストとその復活を予言しているようにみえます。



『過越しの祭の六日まえに、イエスはベタ二ヤに行かれた。
そこはイエスが死人の中からよみがえらせたラザロのいた所である。
イエスのためにそこで夕食の用意がされ、マルタは給仕をしていた。
イエスと一緒に食卓についていた者のうちに、ラザロも加わっていた、

その時、マリアは高価で純粋なナルドの香油を一斤持ってきて、
イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。
すると香油のかおりが家にいっぱいになった。

弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った。
「なぜこの香油を三百デナリに売って、貧しい人たちに施さなかったのか。」

<中略>

イエスは言われた。
「この女のするままにさせておきなさい。
わたしの葬りの日のために、それをとっておいたのだから。
貧しい人たちはいつもあなたがたと供にいるが、
わたしはいつも供にいるわけではない。」

(ヨハネによる福音書12)



ナルドは、イエスの時代の習慣として
死者を葬る際に使用されたともされているようですが、
一説によると、その1斤の価格は当時の労働者の1年分に相当するのだそうで
特別な身分の方にしか施されなかった香油であろうというのは想像に難くない。

この夏スペインで滞在していた家の庭にナルドの鉢植えがありました。
家主さん曰く、南スペインでは地植えではなかなか育たないとの事。
ナルドという植物はスペインでは誰もが知っているポピュラーな植物のようで、
そう思うと、元を辿ればやはりスペインの国教カトリックとのつながりから
ナルドが知られていることのように見えてくる。

ちょうど私がその家に滞在している間にナルドが開花してくれて(下写真)、
透明感のある甘く優しいお花の芳香をたのしませてもらいました。
お花の1つ、2つをもいで、部屋に置いておくと数日香って居りました。


日本で手に入りやすい「スパイクナード」という精油が
聖書にでてくるナルドであるという説もあるのだけれど、
この精油は重厚な少し癖ある香りで、
なんとなく私は、マグダラのマリアが使ったのはスパイクナードではなく、
スペインで香っていたあのナルドの花を、あの芳香を、
オイルに浸けたものではないかという気がしています。

イエスの時代にはオリーブオイルに花や枝を浸け込んで香油を作っていたようです。
またつぎに夏にスペインへ行くような機会には、
できたら実際にナルドの花で自分でオイルを作ってみようかな、と思っています。
(貴重な花をもぐことを家主さんが許してくれるかはわかりませんが。。)





2016.11.17 Thursday

顕界の事象に映し顕わる






十六夜の月はどこへ?



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