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2017.07.30 Sunday

くくる

 
思いがけずここ数年の様々なことが今月末でくくられました。

大切な展示のこと。
それとは別のところで一年間携わらせていただいたお仕事のこと。
そして最後にこれもまた別のところから祝うかのように桃がこのタイミングで届きました。

それぞれが別々のこととして起こっていたはずでしたが、
人の目に触れない内々では深くつながっていたのだとわかりました。

7月の内にみごとにくくられた感じがしました。
7月にくくられることが重要なようでした。

陽光の中で輝く満面の笑みのようなくくりを実感し
こころ晴れ晴れと次の場所へ参ります。


みなさまにはこれからの展開、作品、お楽しみいただけますよう。
どうぞよろしくお願いいたします。






2017.05.23 Tuesday

特別な女の子

 
窯を譲り受けました。

もう何時から始まったのかわからないほど
長期に渡って駆け抜けている制作と展示の日々。
数々の森を抜けて、ついに海へと出るその矢先、
ちょうど展示と制作の切れ間のいま、
全くちょうどよいこの時期に素敵なご縁に恵まれて
新しい仲間となる窯がきてくれました。

これまで20年以上、一緒に駆け抜けてきた私の窯も
これからは負担が少なくなってほっとしていることと思います(^-^)


窯をお譲り下さったのは、
日本そしてスペインはもちろん、古今東西の絵付技法を網羅しているような方で
お譲り下さったこの窯も、
これまで数々の世界巡りを窯の内で巡り巡ってきたことでしょう。

その先生が、窯のことを「彼女はね、」と擬人化してお話しされるのもとても良くて
うちにきたコは女の子なんだ〜(^-^)と、
先ほども、うちの工房にぴたりと収まってくれた彼女と向き合っておりました。
気になってね、ついちょいちょい工房へ窯を覗きに行っちゃうんです(笑)

うちにきてくれた特別な女の子。
かわいい。

これから長く、大切に使わせていただきます。





今日の夕散歩では、
春になってからはずいぶん久しぶりにお姿をみせた、このかたも特別な女の子。




2017.05.16 Tuesday

植樹祭

 
去年植樹しました家の近くのお山の植樹祭に今年も参加して参りました。





土地開発で損なわれたお山の自然の森。
森の再生を活動趣旨とされている非営利団体の方々の
日々の努力の上でのその回復活動に、微力ながらのお手伝いです。





宮脇昭さんの提唱される方法:
なるべく様々な異なる種の木々を密接に植えてゆく方法、で
日本古来種のタブやシイ、カシをはじめとし、
サクラ、ムラサキシキブ、ヤツデなどの赤ちゃん苗を植えてゆきます。





木々同士を密接に植えることで自然な淘汰が行われ、強い苗が残ってゆきます。
また、様々な種を植えることで、万一の病気による一斉の山枯れを防ぎます。





今回、苗の根元を保護する為に敷いた稲わらを抑える縄は、
出雲大社さんが使われていた古いしめ縄を
ほどいて縄に依り直して寄付してくださいました。
稲わらやしめ縄は自然に月日を経て土へ還って栄養となります。





宮脇明さんは、映画「うみ、やま、あひだ」で観て初めて知ったのですが、
山の神様のような人で衝撃的でした。
理屈ではなく、宮脇さんの全身から醸し出すものが琴線に触れました。
現在体調を崩されているとのことで、植樹祭には参加されませんでしたが、
宮脇さんが半世紀以上をかけて植え続けた日本の沿岸の森の
そのいくつかは、いまは立派な深い森となり生命をはぐくむ命の森となって
自然の循環をこれからも永遠にめぐることでしょう。
そのほんの一旦とはいえ、生命のお手伝いができたことしあわせです。





去年私たちが植えた苗も今年は少し大きくなっているのを見て、
そして今年植えた苗が来年はまたきっと少し大きくなっているのを想像して、
植樹で土だらけになった私たちも、おのずと気持ちがすこやかに、
そして呼吸が深く成っていくのを感じました。





すべてがいとおしくつながっている。


2017.05.01 Monday

究極のうつわ


きのう陶芸家の友人からふいに送られてきたうつわ。
なんともありがたいご縁により、
お伊勢さんの御饌(みけ)に使われている土器の小皿を頂きました。
私にとってこれは長年あこがれていた究極の器。



お伊勢さんのあさげとゆうげに使われるこの土器は、
神宮の土器調整所で作られています。

お伊勢さんのうつわは、お食事の度に新しいものに替えられます。
一度使ったうつわは土に還します。
土に還すことができるように作られているのです。

私たちが普段食事に用いる陶器は通常、高い温度で焼かれ、
そのような高温で焼かれた陶器はもう二度と土に還ることはできません。
古代の焼き物がいまでも残っているように。

土器調整所のうつわは、
土に還ることを前提に低温焼成しているので、
汁物などを注ぐと器に染みます。
けれどそれは、うつわの役割として一度の実用に十分足ります。
それで満足なのです。

小皿の裏面を拝見すると、
作ったひとの指の跡が沢山沢山ついていました。
調整所では、普段農家などをされている方が必要に応じて
土器を作っているというお話をお聞きしたことがあります。
「陶芸家」だとか「作品」だとかとは完全に切り離された世界です。

この小皿をみていると
何とも言えない生命力と安心感が自分の内に湧いてきます。

私は、スペインから帰国して間もない頃、
この土器調整所のうつわのことを知り大変感激しました。
究極のうつわだと思いました。

器を焼き、もう二度と永遠に土に還れないものにしてしまうからには、
それなりの責任があると思います。
いま自分が日常使用しているうつわは、当たり前ではないのです。
土に真摯に向かうこと、
それは自然の同じ仲間としての礼儀だと感じます。
大いなる自然に許されて、土に還れない器を焼いているのです。
そのことを、陶芸に関わるとき、器を作るとき、忘れてはならないと思います。



うつわとして最高の姿でこの世に顕れた土器調整所の小皿が
いま自分の手の中にあることに言葉では言い表せない幸福を感じます。

うつわが呼吸しています。

生々しく活きています。

この出会いに、ご縁に、深く感謝しています。


2017.03.25 Saturday

還るところ

 
先日、海のキワの神社の境内をあるいていたら
何か落ちていたものが気になって拾い上げた。

それはちいさなお守りで、
散華の形をした金属のプレートに
薬師如来の像が彫られていて
その背面には「日光山」と彫られていた。

これは海へお還ししようととっさに思い、
海岸へ降りて行った。

良い波にうまくさらわれてもらえるようにと岩場で場を選んでいたら、
岩の苔にすべって片足がみごとに海の中へボチャン!(笑)
地下足袋だったのでコハゼのところから海水が入ってきた。
「じらさないでさっさと海へ還しなさい。」とでも言われたかのよう。

いつのまにやらお守りは海のどこかへ。





今年の前半の展示がまるで符号のよう。


2月に開催した「in to the wood」。

ただいま開催中の「魔法にかけられた森」。

来月から開催の「BOSQUE」(ボスケとはスペイン語で森の意味)。


いずれも別々の時期に別々のところからお声がけいただいたのに
森がみっつ続いていて、
そして7月に参加させていただく企画展は「人魚姫の涙」!
森は海へとつながっていた。

偶然にしてはこれは。。作品にこの符号が影響しないはずがない。

まさにこれはまるでサンティアゴの巡礼と同じではないか。
あの幸せな巡礼の道と。
山々を越え、荒野と森を抜けて
ようやく最後に辿り着くフィニステーラ(終焉の地)は、海なのだ。


いまも安心であたたかなこの星の大地の胎内=カミーノを歩いている。



2017.03.24 Friday

わかっていること

 
 
「あなたには翼があることを忘れないでください」と
たましいを救ってくれた方から何度も言われた。

そしてそれは
私ひとりだけに向けられた言葉なのではなく
この地上すべての人に向けられた言葉であることも。


*

2010年スペイン・フランス合作映画『 Pa negre(黒いパン) 』の中で
不治の病の青年が、
困難な心理状態を極めた主人公の少年に向かって言う。

『低く飛ぶなら歩いているのと同じ。
どうせ飛ぶなら高く飛ばなきゃ。』

そして少年は、
その時彼ができる最大の手段を用いて飛び立った。
痛みを伴い泣きながら。

その痛みと涙に希望を感じた。



2017.02.17 Friday

光のベールにつつまれたような

 
二人展「in to the wood」の三日目が終了しました。
今日ももとても素敵なお客様ばかりにお越しいただいて
たくさんお話もさせていただいて充実の在廊でした。

美しい光のベールにつつまれたような
ほんとうに内面からきらきらと、穏やかに輝いている方々。。
お話をさせていただいていると
先の未来に光をさしておられる印象を受けました。
日本の人も素敵だなと思いました。

今回の二人展、
やはり今までと違う何か「力」を感じます。
目には見えないけれど、
確実に
世の何かが変わって動いてきているのを感じます。

素敵なご縁を頂きましたすべてに感謝いたします。



17、19日在廊しています。
ぜひお越しくださいね。



2017.02.05 Sunday

来客

 














2017.01.27 Friday

大山阿夫利神社

去年の秋、近所のパンカフェのマスターが
「はい。これ。」と渡してくれた地元新聞の切り抜きには
大山阿夫利神社の記事が。

ナゼワタシニ?

それからしばらくして
何のきっかけだったか忘れたけれど
大山阿夫利神社にお参りに行こうと成った。

その話を友人にしたら、
「私むかし、鶴巻温泉に住んでいて、
大山行きたいとずっと思ってたのに行けなかった。」という。

何のご縁か知らないけれどその友人とふたり、
おそまきながらの初詣となりました。

雪が積もって大変そうだったら
下社までで帰ってこようと、
大山阿夫利神社へ。














































山頂の本宮から中腹にある下社まで降りてくると
お茶屋のおばさんが
「ええっ?!山頂まで行ってきたの?!」と
何度も私に言って驚いていたっけ。
私の足元はいつもの地下足袋だったから。
私も「山歩きにはとっても良いんですよ。」とはいったもの、
あれだけの雪山、
驚かれるのも無理はないなあ。

私も行くまでは内心、山頂は無理だろうな、と思っていた。
けれど行ってみれば明るいお山、ぽかぽかの陽気、
パンカフェのマスターが「明るくて、温かい山だよ。」と
言っていたのがよくわかる。


結果、さまざまな偶然と幸運に導かれ、
今も突き抜けるような清々しさが体じゅうに満ちている。
山頂まで行けてよかった。

そして特筆すべきは大山阿夫利神社の下社の地下から湧き出ているお水。
甘くてほんとうに美味しかったこと。
あんなに美味しいお水はあまりない。
日本の名水に選ばれているらしいけれど納得です。

そしてこんなこともあまりないのだけれど。。
鳥取の大山(だいせん)と同じくらい
(偶然同じ字を書きますが)
大山(おおやま)にただならぬ気線と縁を感じ、
登山など全くしない私には、かなりハードな山だったけれど
心底好きなお山となりました。

後で考えても、よくあんな雪山。。よく昇ったなあと
まるで夢の話のよう。

いまもまだのこる筋肉痛が
あれは夢ではなかったと教えてくれているのでした。



翌日は家の近所の海岸へ。





大山はあのあたり。



2017.01.01 Sunday

あけましておめでとうございます

 








本年は元日より3日までこちらに出展しております。
初詣のあと、よろしかったらぜひ遊びにいらして下さい。
オブジェ、器たちとともに会場にてお待ちして居ります。




本年もどうぞよろしくお願い致します。



 
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