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2019.01.21 Monday

土に近づく

 
ここ数日の流れの中で
なかなか土に近づくことができないでいましたが
(制作のために土に触れるのは特別なことなので)

今日、昨日までとは全く異なる何か違った空気がやってきて
土に近づくことがようやくできました。
「ああ、土と近くなった!」という実感です。






昨日までの展示はお祝い&お祭り、ということでしたので
グループ展にしてはいつになく作品沢山お持ちしましたが
ここ1年半ほど、いつもの私のギャラリー展示をご覧いただいている皆さまには
見づらいものとなってしまったかもしれません。

葉っぱ小屋さんからも、『作品がぎゅっとしてしまってもったいなかった。
もっと余裕もってみていただけたほうがよかった。』
というお話を、昨日の搬出の際にいただいたりもして。
昨日までの展示ではお祭りだったということでどうぞご容赦下さいね。

次回の企画展からは通常運転に戻させていただき(^-^)
ゆっくりごらんいただけるものになります。

次回の展示はこちらになります。



clavo y canela クローブとシナモン。

clavo(クローブ)は、
花のつぼみを乾燥させたものがスパイスとして使われています。
開花に備えてぎゅっとエネルギーを内包した瞬間のつぼみの香。

canela(シナモン)の香は、
ネガティブな心因を解放させると言われています。

むすび ほどく。



5、7、8、10日在廊の予定です。
お越しただけましたら幸いです。


2019.01.18 Friday

月が微笑む

 
葉っぱ小屋さんでの土の日につかう土の準備。
熟成させた赤土がちょっと柔らかすぎるので
保存していた固めの土と合わせてひたすら練ります。

始めるまでは寒いと思っていたのに
いつのまにか土との一体感、ここちよい。

寒さも忘れて水仕事。
階段の雑巾がけまで。
手が真っ赤。


次の展示に出す作品を、どの土で作ろうかずっと悩んでいて
最初に浮かんだイメージは赤土だったのだけれど、
私の作品には全く使ったことがない赤土、ほんとうにそれでいいの?
という声も心に浮かんでいたので
頭の中でいろいろな土でシュミレーションしては
それを胸に沈めてしばらく熟成させていた。
自分の意志を働かせないよう、無意識の自然が解決するまで待っていました。

今日こうして赤土を練っていたら、やはりこれでいいのかもしれない。
と思えたのでGoサインをだしました。

土の日に使う赤土と
作品に使う赤土を切り分けて
準備しました。


土の日にも
作品にも
葉に乗せて作るので
庭の葉っぱにお力いただきます。



葉を摘みながらふっと梅の木に目をやると、
ちいさな花一輪。

去年の秋の台風からの塩害で、
目の前の山の木々も庭のこの梅の木も
葉っぱはほとんど枯れてしまったけれど
こうして花をつけてくれたのだ。


ふと空を見上げたら
お月様が微笑んでいるように思いました。




2018.12.26 Wednesday

これからも大地のお手伝いができますように。


今年の前半には活動の区切りとして最後のイベント出店をさせていただきました。
そして後半はギャラリー企画展へと徐々に切り替えてゆくその過渡期となりました。

作品と出会われたお客さまや
作品や私のスタンスへのご理解の深いギャラリーさまのもとで
活動の場がより純化していったことを心からありがたく思って居ます。

おかげさまで「もの」をつくるという意味や自分の役割がより一層明確になり
それにつれて降りてくる作品もより核心的なものとなってまいりました。

作品は、重要なある意味で自分個人とは離れたところにあり、
狭義としての自分の個が表れることもなくなり、
もし表れているとしたらそれは技術的な面のみにそぎ落とされていったことも
清々しく感じられる一年となりました。

鋭い直感でそれを感じ取ってくださるお客さまや
ギャラリーオーナーさまによって、
そうやってこの地上に生まれてきた作品たちは、
出会うべくして出会った方々にお迎えいただきました。
私もこの大地に生まれた役割を果たすことができた、という
大地への感謝とともにとても喜ばしく感じています。


特に経済大国などと言われる国は
人と大地が切り離されるという病気にかかっています。

人々に愛される大地がこれからもっともっと増えてゆけばよいな、と
思いはだたそれだけです。

これからも大地のお手伝いができますように。
大地と人との素晴らしい出会いがありますように。

まもるのではなく
ひらくようにして。





2018.11.07 Wednesday

高台削り





先週末から雨続き。

11月でも今年は暖かいので水引きがまだ苦にならないのはありがたいのだけれど、
湿度が高くて、水引きしたものが二日間放置しているのに乾いてない。

乾燥に入って三日目の今日
気持ちまだ柔らかめではあるけれど、なんとか高台の削りにとりかかれました。

今日一日かけて、すべて表の水引きの形状に合わせた高台もそれぞれに、
いとおしい形に削り出されてゆきました。


宇宙みたい・・

自然に添うことで土は最も美しく仕上がることが分かっているので、
人の都合で急ぐことはできません。
ちょうどよい乾き具合になってくれるまで(土の造形は乾燥の塩梅が全てです。)
ただ波にのる(ここちよく待つ)のみです。

雨は好きです。


2018.10.24 Wednesday

力をもらう

 





絵付け工程は目に見えない力を使い続ける。
そういう状態があまりに続くと神経が張り詰めすぎて
もう自分ではどうしようもない時、
波間を裸足で30分歩くだけでいともたやすく
頭も体も心もとけて
心身ともに赤ちゃんのような状態にリセットできるのがすごい。

さすが海。





2018.10.14 Sunday

かぐや祭

 
大地の場所。
わくわくするモノコトを教えてもらいました。




「さんわーく かぐや」さんのかぐや祭。
今年で10年目、11回目の開催だそうです。


ぞうさんのおでむかえ。足のシワシワ!



裏に回れば。。「かぐや」の由縁。



何故か親しみあるスペイン語で"bienvenido/ようこそ"。



わくわくします。







そこここに動物のオブジェ(猫)。
奥の人だかりは、大好きな鎌倉のぺいすさんのブース。このかぐや祭を教えてくれました。



ここにもあそこにも動物のオブジェ*





生きてるウサギもニワトリもウコッケイも優しい目をしてて、
大事にされて、人を信じている生き物の反応。心なごむ。


鳥小屋の横にはやっぱりスペイン語。(何故?)
"かぐや は 友情、希望 そして 幸せ と同義語"



お金に関わらずに豊かに暮らせることを実行されている、かぐやの人々。
大地に根差した生き方を選んだ人たちが居るところ。

素敵です。


帰り道の段々畑の横の階段には"GRACIAS/ありがとう"。





ぺいすさんの焼き菓子とパンが今日のおやつ*



いまの時期は収穫祭だ。
うちの近所でも山の方では収穫にまつわる催し物がいろいろ開催されている。
当たり前のことかもしれないけど
都会の方に目を向けて受け身で生きていたら気づきにくい事かもしれない。
かぐやさんは住宅地のど真ん中に森を作り畑を作っている。
目をどこに向けるかで生活の仕方、生き方が全然違ってくるということを
机上ではなくほんとうに見せてくれている気がしました。
そうしたいと思えば本当はいつでもできること。
大地に根差すということ。


2018.09.12 Wednesday

金彩工程前














絵付師 akka MAJO二人展
「言葉にならない絵付けの世界」

9月15(土)、16(日)、17(月・祝)、18日(火)
11:00-17:00 最終日16時まで

会場/garden&spaceくるくる
 鎌倉市由比ガ浜2-7-12 tel.080-5544-0021
 鎌倉駅 西口より徒歩15分



この規模での展示は今後もなかなかできないことと思いますし、
何より作家二人ともまずここの会場に惚れ込みました。
本当に素敵な場所での開催、作家としてもとても嬉しい今回の企画の実現です。

全日在廊しております。
こころよりお越しをお待ちしています。


(画像クリックで拡大します)



2018.09.11 Tuesday

かわいい小麦粉

 
お米に使われている農薬のアレルギーが出て以来、
いまの私の毎日の主食は自作のパンです。

今からもう10年以上になるけれど
当時は好奇心からパン作りを始めて、
生地を練っても手がべとべとになり
発酵も気泡が上手く入らず超どっしりパン(というより小麦粉のカタマリ)
になってしまったりと何もかもに苦戦をしていました。

そのうちドライイーストをやめて
7年程前からでしょうか酵母から作るようになって
温度管理も必要なくなり、
自分のペースにはこれが一番合っていると感じて
以来ずっと天然酵母をつくり、それでパンを焼いています。

ドライイーストは規定の温度と時間を守らないと必ず失敗しますが
天然酵母のパンはアバウトでよくて本当に楽ちんで、
だいたいの目分量で材料を混ぜて練って
(天然酵母は強く練ると弱るのであまり練らなくて良い)
あとは放置するだけで勝手に膨らんでくれます。
室温任せなので季節によって焼くタイミングが変わります。
夏は寝る前に生地を仕込み、
春と秋は夕飯の片付けの後に、
そして真冬はまる1日くらい前に仕込んでおけば、
だいたい翌朝に焼き立てのパンが食べられるタイミングです。
見た目で生地がなんとなく倍くらいに膨らんだら焼いて出来上がり。
焼きたては体中に響き渡るくらいの美味しさと力があります。

天然酵母パンというものについて最初に教えてくれた知人が
『塩をしっかりと入れないと膨らまない。』とある時教えてくれた事で
言われた通り、ちょっと多いかな?というくらい塩を入れてみたら
パンの膨らみ方もかなり良くなりました。
(パンがしょっぱくなる訳ではないです。膨らむときに塩の力を使うのでしょう)
私の作るパンは小麦粉と塩と天然酵母のみのシンプルなものです。

いまも上手になったとは言えないけれど、
天然酵母たちの気持ちの様なものが分かるようになって来た気がします。
特に生地を練っている時、
酵母に使う果物や、小麦粉の種類で語りかけてくる感じも、
それぞれ変わるのが分かり、とても面白い。

小麦粉も、触っただけで(これは本当に感覚的なものですが)
その性質の様なものが伝わってきて、
中にはものすごく「かわいい!」と感じるものがあり、
同じオーガニックの小麦粉でもまた色々な性格の違いを感じますが、
いまはそのかわい小麦粉(^-^)を使っています。
練っている時その小麦粉に触れているのが幸せなのです。


またこれも顕著で面白いのですが、
酵母は新しい環境に慣れるのに時間がかかります。
東京から今の家に越してきたとき、酵母のふくらみが悪くなりました。
本職のパン屋さんの言葉によると、
『新しい台所や道具で天然酵母のパンを作る時、
パンのふくらみが悪くなるものだけれど、
しばらく何度も作ることによってその台所や道具が天然酵母環境になる。』
酵母菌がその環境に慣れる時間が必要だ、と。
(じっさいに酵母菌が飛散するのか等はわかりませんが)

それから同じ小麦粉・同じ天然酵母を使っていても
少量で焼くよりも、多めの量で焼く方が膨らみがよく、
酵母の出す気泡一つ一つのふくらみ方が違います。
気功で、『一人で気功してて難しいことでも
みんなで一緒にすると気が動き出す』、
ということと全く同じだなぁ・・と思いました。

いずれもドライイーストなどでは上記のようなことは起こらず
すべて天然酵母でのことで、ああ、生き物なんだなぁ。。と感じます。

天然酵母でパンを作っていると、
なんだかとても私たちと似てるような気がするのです。


2018.09.10 Monday

絵付け工程


突然いままでの技法の集大成がおきていて
もちろん窯の力も借りながら
整理され調えられてまた新しいものが見えてきている。


新しく顕れた技法
色が顕れ
陽光。



ここから本焼でどのように変わるのでしょうか。
うまく焼けましたら鎌倉の会場にてご覧いただける事と思います。




絵付師 akka MAJO二人展
 「言葉にならない絵付けの世界」

9月15(土)、16(日)、17(月・祝)、18日(火)
11:00-17:00 最終日16時まで

会場/garden&spaceくるくる
 鎌倉市由比ガ浜2-7-12 tel.080-5544-0021
 鎌倉駅 西口より徒歩15分


全日在廊しております。
こころよりお越しをお待ちしています。


2018.09.10 Monday

窯焚き中

 
連続的な窯焚きが始まり昼夜逆転もなんのそのになって参りました。
昨晩・・というか今朝がたは4時半まで釉掛けと窯詰め作業。

ただし、日常の時間帯がずれているというだけで
作業はいたって落ち着いて進めることができています。

作業中にさあっと雨がやって来て、
心の奥がしんとなって澄んでいくようでした。




そんなわけで今日はお昼頃に起きて朝昼ごはん。

最近はよくスコーンを作るのですが、
同じ分量で作っているのになぜかまるで違うスコーンに焼きあがる。
今日は、初めて作った時の生地がぷりっとしたスコーンを再現したかったのですが、
ザクザクのスコーンに焼き上がりました。

これはこれでとても美味しいのですが。

ぷりっとした生地はどうやって作るんだったっけ?
(その時々の勘と勢いにまかせて作ってるところがあるので・・
でも料理ってそうですよね?)





さあ、今日も絵付けのつづきを。




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