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2019.04.18 Thursday

自由奔放な疾走

 


土にのめりこんでいます。

ひらかれたロクロ、天へ地へ。















2019.03.26 Tuesday

日常のほんの小さなことを丁寧にうけとる


5月の展示のテーマ「航海の護符」にちなんで
会場で流す音楽をぺいすの音楽ミキサーKOHJUさんにお願いしました。
昨日、完成したCDを受け取らせていただいたのですが、
ぺいすさんの玄関にあるユーカリの木の葉をそっとCDに添えて
お手渡しくださって、
この丁寧で細やかな幸福感がすべてに顕れている。。。と
そのお気持ちとともに本当に嬉しく受け取らせてもらいました。



いつもぺいすさんに行くと音楽が流れていて、
けれど後で思い返すと
『なにか音楽流れてたっけ?』という超自然的な存在感。
何度か一緒にぺいすさんに行っている友人も
『ぺいすさんで音楽が流れていた印象がない。』と言います。

カフェなどでただ有線の音楽を流しっぱなしにしたり、
ずっとジャズがかかってたりというのが好きじゃない、というKOHJUさんは
『音楽があったから自分は生きてこられた』とお話し下さいました。

まるで空気のように、という表現が近いのでしょうか。
普段は当たり前すぎて気にしてないけど
無かったら死んでしまう。

そんなKOHJUさんの音楽だからこそ、
私が大切にしてきた展示テーマ「航海の護符」の展示のために
音楽CDを作っていただきたいと思ったのでした。


「航海の護符」について簡単に説明しますと
このテーマは6年程前に個展につけたタイトルで、
その時に作ったインスタレーション作品が発端になっています。
(今回その作品の写真をCDジャケットにお使い下さっています)

その後、今から3年ほど前に
同テーマ作品をスペインの美術館での個展で展示していただきました。

そして今回、神戸のギャラリーアルカさんより、
『展示の内容は自由に考えてみてもらえますか』と
ありがたくも会期を頂いたことから、
私にとっての3回目の
「航海の護符」というテーマでの展示が行われることになりました。


今回の企画展では、
私含めて3人の作家展で、
陶の殿最操さんは、
和歌山の作家さんで京都の気功の学校を通じて出会いました。
版画の鰹さんとは、
サンティアゴの巡礼道が仲介となって知り合い、
上記スペインでの個展の際に特別ゲストとして
木版画を友情出展して頂いた経緯があります。

「航海の護符」を開催するにあたって、
今回本当に楽しみなメンバーがそろった展示です。
会場で流されるKOHJUさんの音楽が織りなす物語世界につつまれて、
どうぞお楽しみください。


◆企画三人展 『航海の護符』
 5月3日(金)-28日(火) 水曜定休
 12:00-19:00

 会場 gallery ARCA
     神戸市中央区北長狭通4-7-3
     電話 090−6323−2037
 アクセス JR元町駅東出口より徒歩1分


2019.03.24 Sunday

神使-鹿島

 
完成に至るまで、もはや何度焼成を重ねたかわからないのですが、
やっと日の目を見ることができた鹿島の絵皿。
現在、点滴堂さんでご覧いただけます。



銀の焼成による表現が非常に難しくて、
イタリアでブランドもののアクセサリーの企画デザインと彫金をしている友人が、
『彫金の世界でもプラチナや金にくらべて銀は本当に難しい、同じだね。』
と言っていたので、
私が銀を表すのに納得いくまでこうやって何度も焼成を繰り返しているのも
銀とおつきあいをする上で必要な工程なのだなと理解しました。

この絵皿「神使-鹿島」は繰り返した焼成のおかげもあり
貫入が非常に繊細に美しく入って
森の木霊のような風を感じる焼き上がりとなりました。



ところでこの絵皿に顕れた銘の「鹿島」につきまして。

鹿島といえば身近なところでは
茨城県の鹿島神宮には実際お参りさせて頂いたことがあります。
古来言い伝えられている事象や公式の伝承なども非常に興味の尽きない宮です。

御祭神のタケミカヅチノミコトは武道の道場によくお祭りされているので
武道にご縁のあるかたはご存知かもしれません。

タケミカヅチノミコトは
古事記では国譲りの段に登場するのでも有名ですが、
この段で、
タケミカヅチノミコトに迫られ、
オオクニヌシノミコトが「譲った国」というのは
いったいどこにある国のことなのか。

最近、この「譲った国」について、
神職の方が書かれた大変面白い研究書を読みました。

古来、大きな都を置く際には、
陰陽師や風水師の力をかりて場所を制定します。
自然の地形でぴったり良い場所が見つからない場合は
治水をしたり道を作ったりと人が手を加えて
風水を整えることもあります。(京都の鴨川などがそうですね。)

すべてお話しすると非常に長くなってしまうので端折りますが、
その当時の用いられていた陰陽師や風水師の見解から割り出すと、
オオクニヌシノミコトが譲った国というのは
この研究書によると、
今の埼玉県の大宮市のあたりになるというのです。

古事記には東夷征伐についての表記が登場しますが、
当時の大和からみて東方にもやはり国があり、
それもかなりの大国であったのではないかともいわれています。

しかし、関東にも大和ほどの大きな国があったとしても、
学術的にはっきりとは証明されていません。
なぜなら第一に、
関東の遺跡はすべて地中深くに眠って掘り起こすことができないからです。
その原因は富士山の噴火です。

昔、藤野の陣馬山に登って東京方面を見渡した時、
とても感動しました。
どこまでも開けた広大な平野が目に飛び込んできたからです。
関東平野、まさにそれが目の前に実感としてたちあがってきました。

そしてこの平野は富士山の噴火による堆積物のたまものです。
以前は関東平野にも山があり、
谷があり、川も流れていたことでしょう。湖もあったかもしれません。
それがすべて富士山の噴火による堆積物によって埋め尽くされました。

(「竹取物語」が書かれた頃はまだ富士山は煙を噴出していたそうなので
だからこそのあの美しい富士山のラストシーンなのでしょう。
関西圏と富士山は関係がないという方もいますが、
じっさい紀伊半島からは富士山が見えるそうで、
なにより日本の古代史を学ぶ上で
大和朝廷を描く「竹取物語」の重要なラストに富士山をもってくる意味を
考えてみてもよいのでは、とも思います。)

富士山の噴火により地形が大きく変わり、
関東にあった古代国は埋もれてしまいました。
だから関東地方の古代史はわかっていないことが多い。

ちなみにうちのすぐ近くでも、
ようやく平成11年に全長約90mもの前方後円墳が2基見つかっており、
それが見つかるまでは
『湘南沿岸地域の辺りには大国は無く、
すなわちそれをまとめる王、もしくは豪族も存在しなかった』
といわれていました。
歴史とは暫定的なもので、発見がある度に今までの常識が覆されるものですね。

鹿島神宮のタケミカヅチノミコトのお話からだいぶん展開してしまいました。

奈良といえば鹿。
春日大社の、今では有名なあの鹿たちは
もともと鹿島神宮から連れてこられたものです。
当時は徒歩でしょうから、大変な旅でしたね。
茨城の鹿島から奈良の春日大社(御蓋山)までの道中にある各県の村や町にも
その鹿たちの旅にまつわる言い伝えが今も残っているそうです。



点滴堂企画
      櫻の園・第二幕

3月20日(水)-31日(日) 月・火定休
12:30-21:00

会場 点滴堂 ギャラリースペース

   東京都武蔵野市中町 1−10−3 2階 電話 090-6796-5281

アクセス 三鷹駅北口徒歩5分






2019.03.18 Monday

神使 - 豊玉姫と玉依姫


今回の企画で「櫻の園」というテーマをいただき、
自然に心に浮かんだのが日本の女神でした。

絵に顕す際にかなりのところまで具体的にアクセスする必要があるのですが
私が住む環境が海も山も近く、
特に海にそそぐ川の河口に近いということもあり、
いつも瀬織津姫を感じていました。(もちろん今もです)

ほぼ毎日の散歩で、家のそばを流れている川に沿って海に出ると、
目の前には霞がなければ富士山と、
そしてよほどの荒天でない限りいつも江の島が見えています。

富士山が見えるときはこの霊峰からの気をいやがおうでも受け取ることになり、
そしてまるでその神使のような江の島からは龍の気が流れてくるのです。
(江の島の龍の洞穴が富士山までつながっているという地元の言い伝えもあります)

そのように日常生活のなかから受け取ってきているものが
「櫻の園」に反応して、図らずも顕れてきたのが、
古事記でもおなじみの姉妹の女神たち、
豊玉姫と玉依姫でした。

写真はまだ焼成前の、金彩絵付けの途中ですが、
おなかがふっくらとしているのが豊玉姫の神使。




そしてすうっと直線的に描かれているのが玉依姫の神使です。




ここに越してきてご縁が深くなった(気づかなかっただけで、
思えばもうずっと幼い頃からご縁が深くありました)
瀬織津姫は、
桜の神様であり、コノハナサクヤヒメと同神ともいわれてもいます。
同神、という言葉に惑わされがちですが、
御神徳が重ねられているということなのでしょう。

コノハナサクヤヒメは歴史的に見ても
比較的お祭りされたのが新しい神様で、
一方、瀬織津姫は縄文の女神と言われています。
コノハナサクヤヒメが、
もともとその土地にお祭りされていた神の名を消すために利用されていたと
言われているゆえんでもあります。
深く書いてゆくとキリもなくなりますので、
今回は、私にご縁の深い瀬織津姫のお話しの一部に絞ります。

日本で一番最後に弥生時代に入った(つまり縄文時代が長い)といわれる
相模湾沿岸地域で瀬織津姫にゆかりが深いというのも
なんだかうなづけるお話です。

そのご神名からも水や海にかかわりある女神でありますので
瀬織津姫の御神徳が龍神としてお祭りされている地域も多いかと思います。
(私がこの世界に生まれ落ちた一番最初の産土神社も龍神がお祭りされていました)
目の前の江の島などは、まさにその富士の気から、
龍神の神使の最たるものなのではとも感じます。
(世界最古の小説「竹取物語」のラストが美しい富士とそこから立ち上る煙であるのには
書かれた表面以上の深い意味があると見て取れます。
ちなみに瀬織津姫は月の女神であるとも言い伝えに言われているそうです。
魂魄をつかさどる満月・・どこかスサノオノミコト・ツクヨミノミコトにも
関わりがありそうですね。)

そして陰陽の結びから、
海であり山。
水であり火。
というつながりも無視できません。
(「天を含めのての大地」という言霊につながるところでもあります)

コノハナサクヤヒメの姉神イワナガヒメは富士山に縁の深い浅間神社の御祭神です。
またこうして調べてゆけば行くほど
コノハナサクヤヒメのご存在が薄く感じるのです。
コノハナサクヤヒメという女神さまは本当のご神名では、ないのではないかと。

また海と川におわす瀬織津姫は、
現在、大山祇命がお祭りされているところに
もともと鎮座されていたというお話もあり、
海と山につながりを持たせるという見地からも
興味が尽きません。
美智子皇后が、
『海は山をお慕い申しております。
山は海をお慕い申しております。』
とおっしゃった真の意味は
こういった見地に基づくものなのかもしれません。

古事記が大好きで、原文に近いものを何度も読み返しているのですが
いつも大山祇命の段になると
この神さまの表記に対してもっと何かあるのではないかという、
何かとても息苦しいというか、行き詰まったものを感じるのです。
それがもし本当に、
瀬織津姫が封印されたお姿として大山祇命がこのように描かれているのだとしたら、
この息苦しさにも納得がゆきます。
因みに古事記では大山祇命はコノハナサクヤヒメの父とされています。


私が心親しく感じている大地の女神は、
日本でのご神名は瀬織津姫なのではないか、と最近は感じ取っています。
(実際に某ご縁のある方より某大切な折に
『古今東西いろいろな呼び名がある』と言われたことがあります。)

瀬織津姫の神使は龍ですから、龍が顕れるのも道理。
桜をまとって今回、豊玉姫と玉依姫の神使が作品たちに顕れたことも
真理だと納得しているところがあります。

古事記をお読みの方も多いこととは思いますが、補足として、
コノハナサクヤヒメが火を放った産屋でお生まれになった王子たちのうちの
お一人ホオリノミコトが豊玉姫(オオワダツミノミコトの乙姫)とご結婚されています。
そしてお生まれになった王子ウガヤフキアエズノミコトを
ひとかたならぬ事情により玉依姫がお育てになり、
そしてのちに玉依姫とその王子はご結婚されました。








今回の絵付けは特筆すべき楽しさがありました。
(確定申告の計算の鬼と化した苦行の後だったからでしょうか・笑)
窯出しでは、昨日おぼえがきに掲載した作品もそうですが、
金がとても美しく現れました。

ぜひ会場で実物をご覧いただけましたらと思っています。


点滴堂企画 『櫻の園・第二幕』

3月20日(水)-31日(日) 月・火定休
12:30-21:00

会場 点滴堂 ギャラリースペース

   東京都武蔵野市中町 1−10−3 2階 電話 090-6796-5281

アクセス 三鷹駅北口徒歩5分




2019.03.16 Saturday

女神の系譜

 
ここまで何度も重ねてきた焼成も最終段階。
今夜は窯焚きです。

お顔はわかりませんが
後姿を見せてくださったこの方も間もなくこの世にお生まれになる。



セオリツヒメ

コノハナサクヤヒメ

カグヤヒメ...


今回、絵付けをしていてわかったことが多く、
私の内で点だった日本の女神の系譜が
線で繋がっていく思いがしています。

作品たちが窯から出たら、きっとひとつの物語が語られ始めることと思います。


点滴堂企画展 『櫻の園・第二幕』

3月20日(水)-31日(日) 月・火定休
12:30-21:00

会場 点滴堂 ギャラリースペース

   東京都武蔵野市中町 1−10−3 2階 電話 090-6796-5281

アクセス 三鷹駅北口徒歩5分


2019.02.24 Sunday

香を聞く

 
お香づくりの基礎中の基礎を学びました。







鼻でかぐものではない、とのこと。
もっと直感的なもの。




お香のデータ表の書き方を教わり
それに記された筆跡から、その香をつくった人の性格までもがうかがえる。
おもしろい!



最後にできあがったお香に命名。


「予兆」



奥深い世界のほんの入り口を覗く。




帰りに一輪のプレゼント。




豊かな時間でした。


2019.02.02 Saturday

制作

 
la Tierra.




金彩工程。


2019.01.31 Thursday

制作

 




釉掛演出中。


2019.01.30 Wednesday

スケッチ

 
レリーフ制作のまえに、今回珍しく浮かぶイメージをスケッチとっていたので、
試しに絵付け作業の前にも、浮かぶイメージをスケッチとってみました。










彫刻作品のためにスケッチはとってもいいかもしれないけど
やっぱり絵付けのためにスケッチする必要性は感じませんでした。

私の絵付け作品の場合、
何回も描いたからっていいものができるというタイプの作品ではないんだなぁ。
もう目の前に訪れているものを一刻も早くつかんで、
気流ともに新鮮なままにこの世に顕すことのほうが大事なようです。

下描きがあったほうが
自分の気持ちは安心というか緊張はしないかもしれないけど、
しかしその緊張があるからこそ
いま訪れているものと同調し命が宿るのだと感じる。

いつもと違うことをしてみるのも、いろいろわかって面白いですね。


2019.01.30 Wednesday

制作





最終工程。
金銀彩は描いては焼き、さらに描いては焼き重ねます。





今朝の朝昼ごはん。
パンが膨らみすぎです*


本当はピロシキやドーナッツやうどん用として作っていた
ストック用の発酵生地でしたが、
膨らむ勢いがすごかったので急きょパンに。

レシピが違うのでいつものカンパーニュ的なふわふわもちもちパンではなく、
どこかチーズを思わせる芳香ときめ細やかな生地の歯ごたえを感じます。
このパンは薄くスライスしてそれこそチーズのように食べるのがオツのようです。
このパンもいいなあ・・思いがけずパンのバリエーションが増えました*


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