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2018.02.10 Saturday

捨て身の焼成

 
去年の6月に新しく仲間入りした窯・太郎くんのおかげで
20年以上に渡って制作のパートナーだった古株の窯の出番はめっきり少なくなりました。
ただ、ここぞというぎりぎりのときにはいまでも活躍してくれています。

今回も「双子の星」の作品制作が佳境になり、
ここにきてこの古株の窯の出番がありそうです。

古株のこの窯にも実は名前があって、
ただ、なんとなく心の中で思っていただけの名前なので
おぼえがきでもあまり公表はしていませんでしたが(大げさ・笑)、
Cielo(シエロ)といいます。
スペイン語で空の意味。

Cieloはこれまでほんとうに数々の作品を生み出してくれ、
そしてまた数々の魔法をかけてくれました。

作品を窯に入れたとたん、
窯の中で起こることは、もう人の手に触れられず、
人智を超え予測がつかない、とはよく言われることですが、
もうかなり古びているCieloでの焼成は
こまめに整備して使用していても
思いがけない焼き上がりになることがあります。
うまくいかないこともあれば、
超越的に『魔法がかかった!』と思うことも。

1年ほど前からCieloでの焼成がひどく安定性を欠くようになり、
そこでタイミングよくご縁を頂き太郎くんをお迎えしたわけなのですが、
安定性のある太郎くんでの焼成に安心を覚えながらも、
しかし、その危ういcieloで焼きあがる作品にはなんともいえない
やはり危うい魅力があるのも確かなのです。

現在の特に絵皿シリーズ(今回の企画展「双子の星」でもいくつか出します)や
カップものではエデンのシリーズのような作品スタイルを生み出したのはCieloでした。
Cieloの危うい焼成から新しい扉が開かれました。
まさに老体にムチ打ったCieloの捨て身の焼成から生まれてきたのでした。

窯とは、「もの」のようですが、
わたしにとってはただの「もの」にはどうしても思えません。
窯にも「いのち」を感じるのです。

今回の「双子の星」の展示に出す新作たちのなかにも
Cieloの危うさや息吹が宿っているのを感じます。
そしてそれがその作品の魅力となっているように思えるのです。


タイル画技法。ただいま焼き重ねています。
まさに捨て身で限界まで挑戦。



◆点滴堂企画展『双子の星』
 2月14日(水)-25日(日) 12:30-21:00 ※月・火定休
会場/点滴堂
 東京都武蔵野市 中町 1−10−3 2階
 tel.090-6796-5281
 三鷹駅北口より徒歩5分

**

「点滴堂」は、ギャラリースペースのあるブックカフェ。

三鷹駅 北口 歩いて5分のちいさなお店です。

書棚の古本や 作品の展示とあわせておいしい珈琲をどうぞ♪


お買い物だけでも◎ 喫茶ご利用だけでも歓迎です♪

どうぞお気軽にお立ち寄りください☆

点滴堂公式サイトより)

**



2018.01.29 Monday

お味噌の焼きおにぎり*

 
本日のあさひるごはん。


おいしいおこめと
おいしいお味噌で
大好物の焼きおにぎり。
現在制作が佳境もいいとこの自分に陣中見舞い。。幸せ(^-^)
(焼きおにぎりのおとなりにあるのはスコーン。欲張ってこちらも作りました*)

昔、家にガスストーブがあって、その天板で焼く焼きおにぎりが
絶妙の火加減・焼き具合で大好物でした。
毎年冬になるとそのガスストーブで焼きおにぎりを作っていました*

それ以来の何十年ぶり?!の焼きおにぎりです。
焼きおにぎりにお味噌を塗って焼くのが好みです。

今回はガスレンジで焼きました。
やっぱり直火でないとこの味と香りは出ないのです。

おいしいごはんに感謝です。






いよいよ最後の窯出しです。

明日12時半より自由帳ギャラリーにてご覧いただけます。
新作いろいろ出します*
ぜひお越しくださいね。
(1月30、2月1、 3、 4日に在廊しています。)



*お待ちしております(↓画像クリックすると拡大します)*





2018.01.29 Monday

再び窯のなか

 
金銀彩のタイル画技法。
焼き重ねています。



ふたたび窯のなかへ。



2018.01.28 Sunday

窯のなか

 



写真は焼成前。





銀彩画は何度も焼き重ねていってやっと完成となるのでまだまだ序の口です。



2018.01.21 Sunday

Iris


制作中。




2018.01.21 Sunday

Antes de esmaltar lo.


制作中。




2017.12.14 Thursday

点滴堂企画『星降る夜のクリスマス』〜旅茶わんのこと


現在開催中の点滴堂企画展『星降る夜のクリスマス』に旅茶わんを出させてもらっています。



もともと「旅茶わん」というものの存在を知ったのは、
スペインの窯元から日本へ戻ってきて、数年間お世話になっていた萩焼の業者さんから。

むかしの旅人は、
ごはん茶碗よりひとまわり大きなサイズの「旅茶わん」をもって旅に出た。
旅茶わんで小川の水を汲み、行く先々でおすそ分けの食物を頂き、
よくよく使われていたもの。

このお話を業者さんから教えていただいたとき、私はまだ今使っている土に出会っておらず、
旅茶わんのお話しは印象的ではありましたが、胸の内にしまっておりました。

それから4年の間、
私が求める土をさがし、そしてようやく出会えたのがいま使っている土になります。

この土は、白く焼きあがるのですが、
磁器や半磁器とはちがって、
こっくりとした温かみがあり土の特性を失っていない優しい白さでした。
私はこういう土を4年間探し、そしてようやく出会ったのでした。
以来約10年間ずっといまも
この土を大地からおすそ分けいただき使わせてもらっています。

この土は、もちろん土の特性もしっかり持っていて、
保温性が高く、特にごはん茶碗や、茶器に適しています。
この土と出会ったことで私の内に眠っていた、
萩の業者さんが教えてくれた「旅茶わん」が蘇りました。



京都のhugさん(現在休店中)で、
この旅茶わんを常設していただいていたのですが、
ひとつ、とてもうれしいお話しを店主さんよりお聞きしたことがありました。

このお茶碗をお気に召してくださったお客様がいらして、
おうちでお使いになっていたのですが、
同居されている90歳のおばあさまが、視力を失っておられるそうですが、手で触って、
食器棚の中からいつも必ずこの旅茶わんを選んで使われているとのことでした。

この土のやさしさ、感触に触れ、お選びくださることを本当にうれしく思いました。

旅茶わんの裏側には浅く文様が彫刻されています。
この彫刻も、茶わんを持つ手を楽しませてくれているのかもしれません。



土は生きています。
ひとつひとつ命あるものとして扱い、作らせていただいた旅茶わん。
今回、点滴堂さまに6点(下写真)、

カンムリヅルの陰と陽
ゾウの陰と陽
ウサギの陰と陽

以上の絵付けで納品させていただいています。

新年をまっさらなお茶碗でむかえるのもよいかもしれません。
旅茶わんはちょうどお雑煮や七草粥などいただくのにぴったりなサイズかと思います。
大地からの贈り物である穀類を食すのにふさわしい土で
作らせていただいて居るのも偶然のかさなり。
さらにもし偶然のご縁がありますようでしたら、
ぜひこの旅茶わんで大地からの恵みをお受け取りください。
この時期、大切などなたかへ・ご自分へ・の贈り物として。。

ぜひ企画展『星降る夜のクリスマス』にて、お手に取ってご覧くださいませね。



点滴堂企画展『星降る夜のクリスマス』
 12月13日(水)ー25日(月)
 12:30〜21:00 月・火定休(25日はopen)
会場/点滴堂 →アクセス
 東京都武蔵野市中町1-10-3 2階 JR三鷹駅北口より徒歩5分



同じ会期にて国分寺のくるみギャラリーのクリスマス展にも出展中です。
こちらには、
点滴堂さん企画の「白い図書室」から生まれてきたオブジェをメインに
新作加えて出展中です。
点滴堂さんでお見逃しになった、という方はぜひに*

2会場巡ってお楽しみいただけましたら幸いです。


◆企画展『くるみギャラリーのクリスマス』
 12月14日(木)ー25日(月)
 12:00-19:00 ※最終日16:00まで 火曜休廊
会場/くるみギャラリー 地図
 東京都国分寺市本町2−18−16  ※国分寺駅北口より徒歩6分
 TEL. 042-312-2963


2017.12.13 Wednesday

まにあうといいなあ

 
・・・と思いながら絵付け中。



急ぐとか合理的にとかかけ離れた仕事です。
無理をすれば必ず土が嫌がります。

・・・一番最初に粘土を練っていたことを思えば
あの土の上にいまこうして絵付けができることは
偶然の重なりで辿り着いたひとつの奇跡の道程なのかもしれない。

ましてやこのあと窯で何度も焼き重ねて、
最後に顕れてきた作品は、想像を超えた出会いだと。。そんな風にも思えます。



まにあったらまたお知らせさせてください(^-^)

*

動物たちがその神性を棄て、愚かしい人間の知恵をもって動くこと、
神的なものの媒介ではなく、人間的なものを媒介として、人間を見ること、人間を批判すること、
そのありかたを否定するところに、寓話が成立する。
寓話は古代専制者への批判として、それへの抵抗として生まれた。

白川静

*



2017.12.02 Saturday

打ち合わせ

 


















打ち合わせを幸せな時間と感じるなら

その展示は必ず幸せなものになる。

人も動物たちも自然にあつまってくるここは、

やさしい愛につつまれて。


ギャラリーの目の前の山がいちめん山桜で満開になる頃の企画展。

またおしらせさせてください。

どうぞおたのしみに*



2017.11.10 Friday

土づくり


今日の朝昼ごはん。



蒸し野菜が美味しい。
基本的に調理するなら蒸すのが好きで、
パンも焼きたての食べきれない分はすぐ冷凍にして
食べるときごとに野菜を蒸した蒸し器の余熱であっためると、
焼きたてのようなもちもちふわふわに*

去年今年と食や内臓の一掃での劇的な大波を経て、
体調が整うのは「一日二食」と自然に成って行ったのですが
その内訳は、
朝昼ごはんがメインのディナー。しっかりたべます。
でもおなか一杯に食べると嫌な気持ちになるので腹八分目。
そして二食目の夕飯は軽めに麺類など。

間食は基本しないのですが(体質が変わってきてからこれも自然と食べたくなくなった)、
気の迷いでたまにクッキーを焼いたり。
今日は、自分で「カロリーメイト」と名付けている
カカオと干しイチジクのクッキーを焼いて夕方いただいたりしました*
秋のせいかお腹が空きやすい。。のかな?
ほんとうに寒いのが苦手なので、このまま冬眠できたら幸せです。



次の作品たちのために土をつくりました。



水に漬けて熟成させ、荒い粒を取り除き、ひと塊にするまで数か月。
できあがった土のカタマリがかわいい(^-^)



他の土と混ざらないように、新しい土を使う前にはすべての道具も綺麗に洗います。

一新という感じ。

このかわいく顕れてくれた土のカタマリは、
現在開催中の企画展「白い図書室」出品している
オブジェの白い図書室と同じタイプの土です。

この土でまた少しレンガのオブジェシリーズ作ってみようかと、、心に浮かびました。
以前、レンガ積みの植木鉢のシリーズを作りましたが、
もう在庫もなくなってしまったので、
また植木鉢・・作ってみたいと思って居ます。
(レンガの建物の植木鉢はアトリエシードさんで1点のみ、現在お取り扱い頂いています。
→ 植木鉢作品「ほとりにて」)


この土とはまた別に、
もうひと種類の土が熟成されていたのでこちらも今日、練り上げました。
こちらはかなり特殊な土です。
耐火の土。
土鍋を去年まで作っていましたが、
それをご覧になったお客様から、『これでお米は焚けますか?』というご質問。
もちろん焚けると思うのですが、
形状が土鍋なのでうまく炊けるのかなあ?と考えていました。

そこで今回、耐火土がすこしだけ再生できたので、
深鍋っぽい形状にひいてみました。



2人前〜くらいのシチュー、ごはんなら1.5〜2合くらい?炊けるかな、という大きさ。
蓋のレリーフ装飾は、すでに完売してしまっている(ありがとうございます!)
オオカミと月で、以前作ったものとは背景のモチーフ違いで、また作りたくなっています。

土鍋は焼成温度が特殊なので、ふつうの器と一緒の窯では焼けません。
どのタイミングでご覧いただけますか。。
おそらく耐火土で土鍋やこういったものをつくるのは
今回で手もとの土がなくなってしまったので本当にこれで最後になります。

22日からの窯出し市に間に合うといいな、、とひそかには思っています。
が、陶芸は人智ではどうにもならない部分も多々あるので
最終的に窯から出るまで何とも言えません*


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