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2017.06.14 Wednesday

ペぺの詩

 
去年の夏、展示の仕事でスペインの窯元に滞在していた時、
友人のペぺから詩をいただいた。

そのとき私が展示していた作品の中に、
隔年、東京で行ってきた詩と陶のコラボ展の中からの作品もいくつか出品されていて、
ペぺはとくにその詩とのコラボ作品に心を惹かれているとのことでした。

そのコラボ作品に使用していた詩は、
アントニオ・デュケ・ララ氏のもので、
アントニオ氏は俳句にも造詣が深く、
ペぺも俳句に非常に興味を持っているとのこと。
ペぺからいただいたのは、スペイン語で、5,7,5に韻を踏んだ詩でした。

ペぺの俳句は、まさに陶芸の町に住む、
土と炎との対話を、
そしてそれにかかわる陶工のことをうたったもので、
私にもとてもよくその詩にこめられているものが伝わってくるのでした。


ペぺは、私がスペインに住んでいた十数年前、その窯元の町の市長さんで、
私が国際文化交流インターンとしてその窯元の町に滞在するために
とてもお世話になった方の一人なのです。
ただ、当時の、スペインに住み始めた当初の私はまだスペイン語がよくわからず
(さらにアンダルシアなまりがまったく聞き取れず)
市長として忙しくしているペぺともなかなか意思の疎通が図れなかった、
というのが当時の状態でした。

それが、
去年の夏に、
その窯元の町からの招待を受けて個展をさせていただけることになり、
そのときに初めて、ペぺと心通じるお話ができたと思えました。
十数年の間、待っていてくれたペぺに心から感謝です。。


そのペぺからいただいた詩が、
わたしのなかでずっとひとつのイメージを持ち続けていて、
今回、作品としてあらわすことに成りました。

今夜はそのペぺの詩の作品を焼成しています。

これまた良縁あって、うちにやってきた新しい仲間・太郎くん(窯)で
最初に焼く作品は、このペぺの詩の作品です。
(下写真は焼成前。これからこれが窯の中で変化をおこします。)




この作品は、ペぺの詩とともに、
6月30日からはじまるアントニオ・デュケ・ララ氏との、
詩と陶のコラボレーションで展示されます。
ペぺの詩は、拙邦訳とともに会場にておたのしみいただけましたら幸いです。



さかのぼって20年以上前に、
アントニオ氏との出会いがあり、スペインの文化や芸術に深く触れ、
それからのち私は陶芸という仲介があったご縁とタイミングでスペインに住むことになり、
私が窯元の町に住むために心尽くしてくれた市長のペぺの詩が、
今度は、また、日本で、
アントニオ氏と私とのコラボ展に、ひとつの作品としてあらわれる。

こうして地上で出会うあらゆるものは、
ご縁を結び、
豊かに巡回し、
さらなる豊潤の渦へと導かれてゆくようです。

ぜひこのコヌルコピアに触れてみてください。

会場にてお待ちしています。







クリックで拡大します


◆企画展『Antonio D.L. 詩×MAJO 陶』
 6月30日(金)ー7月9日(日)  12:00〜19:00 火曜休

 最終日9日の15時〜16時半は、
 アントニオ氏をゲストに迎えてのギャラリートークあり
 (参加費2500円 タパス、ドリンク付)
※最終日の15時以降はギャラリートーク参加者のみご入場頂けます。
 参加お申込はくるみギャラリーまで。

 くるみギャラリー
 東京都国分寺市本町2-18-16
 TEL.042-312-2963
  メール kurumi@pg7.so-net.ne.jp

6月30日、7月1、5、7日の全日と、
9日の15−16時半「Dia de la charla ギャラリートーク」の時間帯に、
在廊しております。



2017.06.12 Monday

制作中

 
***

SOBRE EL AZUL DEL MAR

Sobre el azul del mar
una piel joven, hermosa.
Cuerpo perfecto, soñando
sobre sí mismo
las profundas galerías.
Hoy, sobre el azul del mar
he comprendido
tu larga ausencia.
Sí.
Aquí, siempre, espero y sueño

Antonio Duque Lara




海の青の上

海の青の上
若い肌、美しい。
完璧な身体、夢みてる
自分のことだけを
回廊の奥深くで。
今日、海の青の上
君の長い不在を
理解した。
そう。
ここで ずっと 待ってる 夢みてる

詩 アントニオ・デュケ・ララ
邦訳 MAJO

***







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◆企画展『Antonio D.L. 詩×MAJO 陶』
 6月30日(金)ー7月9日(日)  12:00〜19:00 火曜休

 最終日9日の15時〜16時半は、
 アントニオ氏をゲストに迎えてのギャラリートークあり
 (参加費2500円 タパス、ドリンク付)
※最終日の15時以降はギャラリートーク参加者のみご入場頂けます。
 参加お申込はくるみギャラリーまで。

 くるみギャラリー
 東京都国分寺市本町2-18-16
 TEL.042-312-2963
  メール kurumi@pg7.so-net.ne.jp

6月30日、7月1、5、7日の全日と、
9日の15−16時半「Dia de la charla お話し会」の時間帯に在廊しております。

お越しをお待ちしています。


2017.06.09 Friday

企画展〜 Antonio D.L. 詩×MAJO 陶



Ayer la vi.
Era una flor.
Sin la sensualidad
de la rosa.
Sin la pasión
del clavel.
Sin la embriagadora fuerza
de la amapola.
Sí.
Sólo era una flor.
Diminuta violeta
inadvertida.
Con la energía
de lo regio.
Con el magnético poder
de las altas esferas.
Aroma,
color
inclinando al mundo
a su paso.
Rendido amor.


きのう それを 見た。
一輪の花だった。
薔薇の官能もなく。
カーネーションの情熱もなく。
アマポーラの陶然とさせる力もなく。
そう。
ただ一輪の花だった。
人目につかないとても小さなむらさき色の。
王の活力と。
上流社会の磁力と。
芳香

自分成りに世界へかしぐ。
捧げられた愛。

Antonio Duque Lara



****************



ようやくすべての詩の邦訳が終わり、
アントニオ氏からの邦訳におけるチェック確認も済みました。

作品もこつこつと制作しています。
土から大地と海が生まれてゆく感覚。
今回選ばれた詩たちから、そのようにうながされています。

展示期間中の私の在廊日もきまりました。
6月30日、7月1、5、7日の全日と、
9日の15−16時半「Dia de la charla お話し会」の時間帯に、
在廊しております。
お話し会では、去年里帰りしていたスペインの窯元の町伝授の
田舎タパスをご用意いたします。


ぜひお気がるにお越しくださいね。
お待ちしております。






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◆企画展『Antonio D.L. 詩×MAJO 陶』
 6月30日(金)ー7月9日(日)  12:00〜19:00 火曜休

 最終日9日の15時〜16時半は、
 アントニオ氏をゲストに迎えてのギャラリートークあり
 (参加費2500円 タパス、ドリンク付)
※最終日の15時以降はギャラリートーク参加者のみご入場頂けます。
 参加お申込はくるみギャラリーまで。

 くるみギャラリー
 東京都国分寺市本町2-18-16
 TEL.042-312-2963
  メール kurumi@pg7.so-net.ne.jp


2017.06.06 Tuesday

初火入れ


ほぼ一日がかりで
太郎くん(窯)の修理が完了しました。
窯屋さんにはほんとうにお疲れさまでした。

太郎くんは、しっかりとした太いコイル式のヒーター線を使っている上に
なおかつ炉壁の構造とあいまって、
今回のようなヒーター線の総取換え作業がかなり大変なタイプの窯だとの事でした。
しかも経年劣化ではなく、
運送業者の運搬中による破損だったので、
まだまだ使える頑健なヒーター線をまず炉壁から取り外すのが大変そうでした。
(劣化して痩せたヒーター線ならスコン、と炉壁から抜けるのですが、、)

中腰で、バーナーで炙りながらの、長時間に渡る集中力のいる作業。
ほんとうにおつかれさまでした。

太郎くんをお譲り下さった方からも、
ずうっとお心づかい・ご心配を頂いて居て
なんとか本日、窯に関するあれこれが無事にすべて終了しましたと
ご報告することが出来ました。


さっそく今夜は太郎くんがうちにきてからの初火入れ。
これで問題なければ、早速次回の焼成から作品を詰めさせてもらいます*

今回のトラブルでは
得たものの方が多かったように思います。
修理に関しては保険が全額おりたのもありがたかった。
運送会社の方も、窯屋さんも、最速で対応して下さったし、
また窯をお譲り下さった方とも、
今回のトラブルがあったことで、
窯に限らず、
陶芸やいろいろなお話をさせて頂く機会が沢山あって、
(ものづくりのお話はつきないですね。。)
トラブルから宝が生み出されたような結果とあい成りました。

いろいろな結びがあり、今日できちんとくくられました。
明日からはつぎの扉が開きます。


2017.06.05 Monday


土の塊=ひとつのプラネット。

風があり、雲があり、雨があり
川があり、山があり、谷があり、
洞窟があり、焔があり、そしてまた星があり。

土の塊を見ていると
何かが超越していく心持になり
今日、それを顕す答えを見つけました。

つきの出展作品制作中です。






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◆企画展『Antonio D.L. 詩×MAJO 陶』
 6月30日(金)ー7月9日(日)  12:00〜19:00 火曜休

 最終日9日の15時〜16時半は、
 アントニオ氏をゲストに迎えてのギャラリートークあり
 (参加費2500円 タパス、ドリンク付)
※最終日の15時以降はギャラリートーク参加者のみご入場頂けます。
 参加お申込はくるみギャラリーまで。

 くるみギャラリー
 東京都国分寺市本町2-18-16
 TEL.042-312-2963
  メール kurumi@pg7.so-net.ne.jp

ぜひおこしください。


2017.04.27 Thursday

エデン

 






















個展作品すべてアトリエシードさんへ発送いたしました。
新作ばかりの約40点。
どうぞお楽しみください。

◆MAJO個展『Arca y Paloma〜アークとパロマ〜』
 4月29日(土・祝)ー5月11日(木) 12:00〜19:00 期間中は水曜休
 会場/アトリエシード
 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-7-3 元町フタバビル201
 TEL.090-6323-2037 ※元町駅 徒歩1分




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2017.04.25 Tuesday

多頭の鳥焼成中

 



今夜二度目の本焼をして魔法をかけます。


*


個展作品の制作&焼成もラストスパート。

スケジュールが込んできているので窯にあわせて寝起きする為、
焼成のタイミングからここ1週間ほど明け方まで仕事をし、
日中が睡眠時間となる逆転現象。(途中素焼きを挟んだので半日ずれてしまった)

毎日朝日を見て眠る。

窯が不調故、ずっとつきそいながらの窯焚きは緊張の連続でしたが
ここにきて突然身体が緩み始めた。

緊張がピークを越えると勝手に体が緩み始める、あの感じ。

うとうとたゆたう心地よさの中、あと2回の窯焚きに添います。



◆MAJO個展『Arca y Paloma〜アークとパロマ〜』
 4月29日(土・祝)ー5月11日(木) 12:00〜19:00 期間中は水曜休
 会場/アトリエシード
 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-7-3 元町フタバビル201
 TEL.090-6323-2037 ※元町駅 徒歩1分




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2017.04.22 Saturday

relieve レリエべ / レリーフ







*






2017.04.21 Friday

航海の護符






2017.04.02 Sunday

夕暮れの森で

 





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