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2017.09.19 Tuesday

地球の色


台風一過で空気がよりきれいになったのか、空の色が鮮やか。

海に出ると「ああ地球の色だ」と感じました。。




少し前まで何も絵が描けなかったことが嘘のように絵付けの筆も進んでいます。



27日からの展示「真昼の月と青い馬」。

今回の企画プロデュースの方が、
『ハンドメイド雑貨ではなく「作品」をみてご購入いただく。』ということをコンセプトにされているとのことで、
そのお言葉にも力をもらいました。
筆が進むのもその言葉のお力添えがあるからかもしれません。

私は
「食器をつくっているのではなく”器というキャンバスに絵を描いたオブジェ”を顕しているのだ」
ということに気づいてから
すうっと肩の力が抜け、
心が自由になりました。
作る作風も変わったと言われるようになりました。
より自由に。

器という形状には果てがなく、
宇宙にも届くらせん運動が込められています。
絵を描くのになんという魅力的なキャンバスでしょう。


かつて日本で「陶芸イコール食器」という
とても狭い場所に押し込められて苦しんでいた魂が、
スペインですっかり解放され、
帰国後、またもとの場所に押し込められることはもはや好まず、
しかしどこか納まりの悪い思いをしていました。

やがて生き方そのものに届く『もっと自由に、心開いて!』という
大自然からの重要な言葉を伝えて下さる方が現実に顕れ、
私のこの世での役割に気づかされ、
最初はぎこちなかったけれど、
心に自然に浮かぶまま表すということを躊躇なくはじめたころから、
それが「ほんとう」だということがわかるようになりました。

もう私が頭で考えたりスケッチしたりする必要もなく、
すでに全ては私の内の自然にある。
自然に集まってくる。
自然につながってゆく。
何も疑わずただお任せする。

そういった制作のスタンスがいまではすっかり当然のこととなりました。
またそうすることでより広い自然な視野を持つことができるようになりました。

今回の展示のキーワードの「馬」も
生半可には取り組めなかったイメージでしたが、
辛抱強くやって来てくれるのを待っていましたら、
自分でもすっかり忘れていた、すでに自分の中にあった「フチコマ」と再会するという感動とともに
滞っていたものすべてが流れ出しました。

この世界のミクロからマクロまで、
ものごとはかように動いてゆくのだなあ、と
今日もまた自然をすっかり信じて気持ちに沿うまま歩いていこうと思います。



企画展「真昼の月と青い馬」。
ぜひお越しくださいね。



企画展『真昼の月と青い馬』

9月27日(水)ー10月1日(日) 12:30〜19:00(最終日18:00)


参加作家

Ag planet
sin
青の羊
高橋千夏
キンノワ
MAJO

会場/自由帳ギャラリー 東京都杉並区高円寺北2-18-11

※高円寺駅 北口より徒歩4分






2017.09.18 Monday

フチコマ


今月27日から開催の展示に向けて、
イメージとして私のもとへやってきてくれた
フチコマを描いています。



*

制作が動き出してから、
自分の内にあったことを色々思い出しました。


スペインに住んでいたときに乗馬クラブからの依頼で、
馬の絵皿を描いたことがありました。

私が描いた馬の絵皿を見て、その乗馬クラブの代表の方は
「アンダルシアンはもっと首が太くてお尻がとがってるんだよ。」と言われました。
そういわれてみると、
私が描いたのは、あきらかにサラブレッドのような体形の馬でした。
そう。
日本で東京でまず乗馬や競馬といって目にするのはサラブレッド。
私は馬と言われて無意識にサラブレッドをイメージしていたのです。
そのとき初めて自分の中の無意識の刷り込み、自分の馬に対する先入観を覚えました。

その後、アンダルシアの牧場で乗馬を習う機会があったりして、
アマブレという名前のアンダルシアンに乗せてもらって、、という経験を重ねて
アンダルシアンが私にとって経験上もっとも親しみのある馬になりました*



ベーシックなアンダルシアンは仔馬の時は真っ白ですが、
大人になるとグレー味を帯びてぶち模様がでてきます。

このぶち模様のある馬のことを日本語の古い言葉で「フチコマ」といいますが、
神道の祝詞でも、「天(アメ)のフチコマの耳振り立ててきこしめせ・・」という
言葉が出てきます。

天の馬といえばなんとなく真っ白というのが一般イメージかもしれませんが、
連綿と今に繋いで挙げられつづけてきている祝詞に登場するのはフチコマなのですね。

そして少し前のおぼえがきに書かせてもらいました、
「岡本太郎の東北」に出てくる青森県孫内の淡島。
ここの淡島神社に奉納されている
200体以上あるという馬の人形もやはりフチコマでした。

フチコマ。
今回の展示に参加させていただくことで改めて
深淵なるものを感じています。



企画展『真昼の月と青い馬』

9月27日(水)ー10月1日(日) 12:30〜19:00(最終日18:00)


参加作家

Ag planet
sin
青の羊
高橋千夏
キンノワ
MAJO

会場/自由帳ギャラリー 東京都杉並区高円寺北2-18-11

※高円寺駅 北口より徒歩4分



ぜひお越しくださいね*


2017.09.17 Sunday

自由帳ギャラリー企画展「真昼の月と青い馬」

 
すてきなDMが届きました。






雲の中に蒼を追う そして光。

この気持ちの在り所

眩しさの行方

過ぎゆく未来

今日も昨日の明日・・・





DMに使用されているキャンバスに描かれた絵は
この展示の企画プロデュースのキンノワさんの手によるもの。
素直なかわいらしさだけでなくそこはかとない不安や
そこから飛び出そうとしているような白馬も印象的に感じました。

今回の企画では流行りの「ハンドメイド」をアピールするのではなく
「作品」と出会いお迎えいただけるような場を意識されたそうで、
一つ一つの作品を
かなりゆっくり・じっくりとご覧いただける内容になりそうです。

参加される作家さんもこの企画ならではの個性的な方ばかりで、
なかなか見られない企画展ではないでしょうか。
最終的にどのような展示になるのか私もとても楽しみです。

MAJOからは新作での出展です。
どうぞおたのしみいただけますよう。

ぜひお越しくださいね。


***


企画展『真昼の月と青い馬』

9月27日(水)ー10月1日(日) 12:30〜19:00(最終日18:00)

参加作家
Ag planet
sin
青の羊
高橋千夏
キンノワ
MAJO

会場/自由帳ギャラリー 東京都杉並区高円寺北2-18-11

※高円寺駅 北口より徒歩4分



最終日の午後2時くらいから在廊予定です。





「フチコマ」制作途中。
たてがみそのほか背景装飾は次の工程・金彩にて描く予定。









2017.09.16 Saturday

流れ出す

 
偶然なのか、馬のイメージがきたとたんに
一気に周りも動き出しました。
展示に向けて制作も進みます。


この台風も祓い清めて整えてくれる瑞兆。

そうして新たにどんな作品が顕れてくるのか、次の展示が楽しみです。

***

◆企画展『真昼の月と青い馬』◆
9月27日(水)ー10月1日(日)
12:30〜19:00(最終日18:00迄)
会場/自由帳ギャラリー
東京都杉並区高円寺北2-18-11

※高円寺駅 北口より徒歩4分



***


ぜひお越しください。


2017.09.16 Saturday


「ほうこ」
”赤っぽいぬいぐるみの小さな布団をまるめたような人形。
三角にとがった手足と、まるいささやかな頭がついているだけ。
目も口もない。
犬みたいだが、人間のようでもある。
しかし異様に生きている。
幼児の魔よけのおまじない。”

”生まれそこなった子供みたいな、ひらくべくして、ひらかなかった魂。
--だからこそ生命の混沌に耐え、その力にみちて、不気味である。
ちゃっかり形になってしまった人間の、間のびしただらしなさ。
その無気力な表情にくらべ、
この目、口、耳をつぶされて、ひたすら内に生命力を充実させてる人型の方が、
どれほど人間か・・・と思う。”

岡本太郎「神秘日本」より

*

次に参加させていただく企画展のテーマに「馬」というキーワードがあって。
しかし待てど暮らせどイメージが全く湧かない。
馬にとらわれすぎなのかなあ。。
企画展の主催者さんからは、自由にイメージしてください、と言われている。

しかし、絵付けの段になって何もイメージが湧かない。
そもそもあたまで考えたり練ったりして描いてないので、
降って湧くようなイメージがなかったら何も描けない。
それが今回何も降ってこない。



このまえのおぼえがき
「岡本太郎の東北」という本に少しだけ触れた。
かなり昔に読んだ本なのでいろいろ忘れていてまた読み返したくなり、
いったん読みだしたら明け方の4時まで夢中になって読んでしまった。

「民芸」などと言うこじゃれた先入観がじゃまをして本当が見えなくなっている、
という岡本太郎のピュアな目を通してみた東北の核心は、
これは記紀など表立った日本神話に顕れてこない重要な部分に通じると感じる。

「岡本太郎の東北」では
青森のおしらさまが既存のイメージとまったく異なって見えた。
恐山のイタコも。
秋田のなまはげは今では日常の戒めのようになっているけれど
もとは完全なる祓い清めではないか。
大和からいまにうけつがれる民族文化の原型を見た思いがした。

そして孫内の淡島さま。
これについてはこの本では写真のみで文章での詳細は何も書かれていないが、
連写で撮られた淡島さまの写真にもっとも心動かされた。

記紀で流された淡島。
淡島さまの魂を安らげるのは女性にしかできない。
針・石は流れるものをいっときとどめるものざねではないか。

1対の石におくるみをきせて
イタコのおばあさんがほんとうの赤ちゃんのようにおっぱいをあげたりあやしたりしている。
その姿に人のできるかぎりの温かさと、そしてどこか切なさを感じて
泣きたくなるくらい胸がいっぱいになった。

淡島さまは今では出産や安産の神様と言われているようだけれど、
なくなった子供の供養ではないのか。
キーワードがそろいすぎる。
流れゆくまえに石でもって
「ちょっとちょっとおまちなさい。」と
ただただ抱きしめて、お乳をやり、よしよしかわいいかわいいと、
そうされるはずだった赤ちゃんたちの魂をいっときここに留めて慰める。

また淡島神社に神功皇后のゆかりがあるという。
出産前の神功皇后は、まだ生まれてくれるなと、
石を腹帯でおなかに当てて戦に出向いたという。
これもまた流れを一時止めるものとして石が出てきている。

また、淡島さまが必ず1対で(写真では男の子のと女の子のおくるみを着せられている1対)、
しかも流される、となるとお雛様を連想してしまう。
お雛様はもともと川などに流すものだったらしい。。
しかも、女性にしかできない奉りで。
そしてお雛様が流れ着く先はイザナミノミコトがおわす大地の奥の宮かもしれない。
(地母神としてのイザナミノミコトのことにも岡本太郎の本で触れられています。
また何かが繋がりそう。)



岡本太郎がこの本のなかで撮った写真は青森・孫内の淡島さまで、
この孫内にある淡島神社が気になって調べてみたら、
なんと。。。たくさんの馬が奉納されていた。

馬は一番足の速い神の使いとされていて、
出産をおえた産子さんたちがその霊験に感謝し納めてきたのだという。
まるでちょっとした牧場の馬舎のような建物の中は、
おびただしい数の奉納された馬の人形。



「岡本太郎の東北」の本に話を戻すと、
岩手の小岩井を訪れた写真には馬が写っていたけれど、
しかし現在では馬より牛がお金になると、
馬はほとんど飼育されていないとのこと。

岡本氏曰く、
東北は馬の文化であり、
関西は牛の文化である、と。

この本によっておしらさまの怖くて重いイメージが、
氏が書かれているように、それだけではないなにか透明なものが
真ん中にある、のが伝わってきました。



この時期タイミングで不思議な気線がつながってきて、
こんな形でイメージが降りてくるのは初めてのことだったけれど、
馬の絵が描けそうです。



◆企画展『真昼の月と青い馬』
 9月27日(水)ー10月1日(日)  12:30〜19:00

 会場/自由帳ギャラリー
    東京都杉並区高円寺北2-18-11 ※高円寺駅 北口より徒歩4分
   tel.03-5373-0306(トゥーティッキ)


お越しをお待ちしています*


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